転職で、な~んで書類審査、通過しないんだろ??
本記事では、こんな疑問に、ありけんの実体験から、お答えします。落ちた理由を具体的に書きます!!
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本シリーズは、2度目の転職のリアル体験談。
景気よくない、要求高すぎな状況での、9社へのアプライ。
↓
https://arisukenta.com/career-change/kfs/real-017/
一般的に、転職のセオリーとして、最初は、要求を高めて活動し、ちょっと厳しいなと思ったら、一旦転職時期を見直すか、要求を下げるか、の2択ですが。。。
書類審査、アプライの結果は、いかに!?!!
2度目の転職、書類通過率は?!【転職のリアルな体験談】
9社へアプライし、順次結果が伝えられ、通過すれば、面接の日程調整、ダメなら、そこで終わり。
世知辛い。
結果から、いっちゃいます!
結果は、
9戦 5勝 4敗 (約56%!)
ぐへ。
書類を作りこんだし、粗ぶるいした後なので、なかなかに厳しい。
通過した企業は、以下5社。
◇リクルートからの紹介
・大手エネルギー会社
・大手精密機械会社
・大手インフラ会社
◇JACリクルートメントからの紹介
・大手IT会社
◇輝きさんからの紹介
・ベンチャー系インフラ会社
この時点で、こちらの高すぎ条件に合致している5社が残ってくれていた。
それがせめてもの救い。
ここからは、面接を通して、ポジションや、業務内容などを詳細に確認していく過程に入っていく。もちろん、双方で。
それぞれのエージェントに面接調整を依頼し、本格的な転職活動をスタートさせたのだった。
書類審査、不合格の理由は?【2度目の転職リアル体験談】
転職、就職活動における、最初の関門となる、書類審査。
2度めの転職での書類審査は、5勝4敗。
ここの勝率は、応募する先の企業を厳選し、需要が供給を上回っている場合に限れば、あげることができる。が、そんなことをしても意味がない。
通常、転職は、今いる企業と比較し、よりいい企業であれば、転職する、といった具合だ。
いいかどうかの判断基準は、そのケースによって、異なる。
例えば、ブラックすぎる企業であれば、労働環境という点になるだろうし、年収が低すぎるのであれば、待遇面ということになる。
そして、だいたいは、よりいい企業には、応募が殺到する。つまり、需要が供給を上回ることはあまりない。
そう、つまりは、競合たちに、勝たなくてはならないのだ。
では、最初の関門の、書類審査では、どういう観点を入れれば、通過しやすくなるのか。
落ちた理由から考えれば、逆説的に見えてくる。
今回、落ちた企業4社の理由は?
まず、4社の理由を列挙する。
◇大手エネルギー会社❷
・・・業界経験が少ない。
業界の独自性もあるため、戦略コンサルというだけでは厳しい。
◇中堅エネルギー会社
・・・年齢。
数人との比較によるらしい。
もともと20代が応募条件。
これをねじ込んでくれた。
※実は、応募タイミングや、選考状況について、担当の方から、かなり細かく連絡をいただいていた。従来なら、20代が応募条件というだけで、はねられるのだが、こちらのバックグラウンドなどを積極的に売り込んでもらい、「年齢以外は、魅力的」という言葉まで引き出してもらった。
企業担当制だと、このようなことまで可能になるので、求人情報のみに頼らなくても、案件の掘り起しをしてくれる。
こういうエージェントさんは、まじでいい!!
非公開案件以外に、掘り起しを期待される方は、登録をおすすめします!!!
登録はこちら⇒JAC Recruitment
◇ベンチャー系IT会社
・・・年収、業界経験が少ない
戦略コンサル出身ということへの評価は高いが・・・
◇ベンチャー系IT会社
・・・年収、業界経験が少ない
業界経験をかなり重視しているとのこと。
これらを理由にされると、ぐうの音も出ないが、まとめると、
ということだ。後者は、年齢によってチームメンバーと適合しない、年齢と年収が規定・制度にあっていないということ。
ん~。。。ここから、どんな示唆を得られるのだろうか!?
変化を求める企業に新しい風を吹き込め!
転職の場合、ほとんどが、決められた、
「具体的な業務内容」
がある。
そう、今はやりのジョブ型採用のようなものだ。
割と細かいジョブディスクリプションが用意されている。
そこでは、「即戦力」として、求められることがほとんどだ。
ある程度、業界知識や経験がないと、当然即戦力としては、程遠い。上辺だけになってしまうのだ。
異業界への転職や、ポストコンサルでは、この点、かなりマイナスとなる。
一方で、書類審査に通っている企業もあることから、ここでのポイントは、「変化しようとしている企業かどうか」にある。
現時点に危機感を感じ、変化・進化を必要と認識している企業であって、それが、転職受け入れ実態に表れているかどうかを見る必要がある。
転職受け入れを積極的にしているかどうかは、エージェントに聞けばすぐにわかるし、どの業界からの転職した実績があるか、なども、エージェントには周知だ。
書類が通った5社のうち、4社は、変化をしようとしている企業であって、転職受け入れがそれなりにある企業であったのだ。
この示唆は、他業界を目指す場合、かなり有効になるだろう。
この観点を入れて、エージェントと協議することをおすすめする。
郷に入っては郷に従わざるを得ない?!
もう一つ、これがやっかいなところだ。
ある程度の規模をほこる事業会社であれば、「人事規定」なるものが存在する。
そして、この人事規定には、給料に関する記載があることが通常だ。
昇給条件や、給料の幅など、があって、ほとんどの場合は、年功序列になっている。
つまりは、現存する従業員の給料帯と大きく変わることが許されないのだ。
そして、採用側に、既にチームがいることも多い。
そのチームのどのポジションかということも考えなくてはならない。
チームのけん引役なのに、年齢が低すぎたり、逆に、チームの切り込み隊なのに、年齢が高すぎたりということはNGなのだ。
要は、「採用側が想定する、組織・チームに合うかどうか」も大きな判断ポイントになる。
特に、今回の”中堅エネルギー会社”のケースでは、この組織・チームへの不適合が強かったのだ。
ポイントと次回予告
書類審査で落ちた理由を見てきたが、所詮、書類で見ることができるのは、
・経歴
・年齢/待遇
あたりだ。
これらから、採用側のジョブディスクリプションに貢献できそうか、チームとマッチするか、くらいしか判断はできない。
需要<<<<<供給 の場合は、これに、さらに熱意(志望動機)なども入ってくるだろう。
※後半の示唆の部分は、現企業での採用側視点も入っている。
書類通過のためには、この辺りの観点もエージェント任せにせず、しっかりと協議したい!
◇採用側の想定する組織・チームイメージをエージェントからもらえ!
次回は、各事業会社との面接編!!
ありけん
続きはこちら⇒面接の準備と逆質問すべき事項とは?
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