面接の準備や、面接で逆質問すべき内容はどんなこと?
2度目の転職のリアル体験談シリーズ第5弾の、本記事は、こんな疑問に答えるような体験談になっています。
ここまでを簡単に振り返ると、
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二度目の転職も、書類審査で、9社中5社にまで候補が減ってしまった。
その5社は、こんな感じだ。
◇リクルートからの紹介
・大手エネルギー会社
・大手精密機械会社
・大手インフラ会社
◇JACリクルートメントからの紹介
・大手IT会社
◇ムービン(輝きさん)からの紹介
・ベンチャー系インフラ会社
ここからは、面接!!
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今回の投稿では、初戦となる、大手エネルギー会社のケースから、面接で準備すべき点をお届けします!一社一社、色が違うので、入念に準備をして、挑みたいところ。
面接では転職条件をちゃんと逆質問せよ!【2度目の転職体験談】
二度目の転職では、ポジションが最優先の条件(ありけんの場合)。
狙うポジションは、経営権を持たせてくれるか、経営者の近くのポジションか。
要求が高いということは認識している。
が、転職活動の初期は、高いところから狙うのがセオリーだ。
ダメなら、条件を変えればよい話だ。
大手エネルギー会社は、若干ポジションマッチングしていないようにも思えたし、面接で確認する必要がある。
一方、大手IT会社は、求人には、おいしい話を載せておいて、実際は、少し異なるっていう可能性もないわけではないから、やはり、確認が必要だ。
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スケジュール的には、1月半ば。
メリハリつけたい面倒なタイプなので、できれば4月から新会社で働きたい。
いま決まっているスケジュールは、1次面接のみ。
その順番は、
①大手エネルギー会社
②大手精密機械会社
③大手IT会社
④ベンチャー系インフラ会社
⑤大手インフラ会社
だ。
初戦、大手エネルギー会社の一次面接
いよいよ、面接がスタートする。
なかなかにいい緊張感。
えげつないくらい、いいビルディングに入っているというだけで、アウェイ感がある・・・面接場所にたどり着くまでに、迷いまくって疲弊する場合すらある。
それでも、面接の流れ自体は、変わらないはずだ。
一度目の転職と同じように、受付を済ませ、会議室に案内され、そこで、面接を実施。終わったら、時間を割いてくれたことに礼を言って、撤退、が基本の流れだ。個人的には、受付前と、撤退後のトイレ立ち寄りをおすすめする。少しだけ癒しがもらえるはずだ!
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受付を済ませ、会議室で待っていると、今日の面接官がやってきた。
xxx「本日はお越しいただきありがとうございます。面接官のxxxです」
おじさんだ。
普通の50前半だろうか。オーラはない。面接官Aとしておこう。
面接官A「それでは、始めましょう。まず、志望動機と職歴を簡単にアピールしてください。」
ありけん「はい、よろしくお願いします。わたしは・・・(略)」
・・・
ここで、淡々と話しても、面接は、通過しない。
あくまでも、面接官にとって、こいつは、いい!使える!一緒に働きたい!と思わせなくてはならない。
そこで、入念に準備すべきは、自己紹介準備は当然のこと、それに加えて、これだ。
❶面接先の企業の沿革や事業内容を見て将来の方向性を確認する
❷将来の方向性に対して、自身がどういう貢献をできそうか考える
❸自身の成功体験と、❷の貢献仮説を結びつける
ここで、注意!
自身の成功体験は、定量的に、かつ、”謙虚に”話すべき!!
成功体験は、いわゆる、自慢だ。
自慢というのは、言いかたによっては、聞くに堪えない。面接官だってそうだ。アピールしてくださいとは言ったものの、マウンティング取ってくださいと言っているわけではないので、謙虚さが必要になってくる。特に、”日本企業なら”。
❶~❸に関しては、スキル面や仕事面での「活躍」に関係するところだ。
おそらく、それをうまく言うことで、「うちの将来のためにも、きっと役に立つだろう」となんとなく思ってもらえる可能性が高まる。
しかし、それだけでは、面接は通過しない。というか、少なくとも、自分が、面接官をやっていた時には、もう一つみる点がある。
それは、「人柄」だ。求める人柄が、合致しなくてはならないのだ。
戦略コンサルファームの面接でも、この人柄は、重視されていたはずだ。こいつと一緒に働きたい。そう思わせることが、面接突破のキーになる。
そして、人柄には、企業によって色がある。
例えば、「草食系が多く、慎重な考えをするひとが多い」「営業は足だ!考えるより行動しろ!的な考えをするひとが多い」とか。
もちろん、人柄を変えることはできないし、偽ることをおすすめはしない。
人柄が合うか合わないかは、企業スタイルもあるので、「運」程度に思った方がよいだろう。
面接官としては、人柄を見るはずだ。
「うちの企業風土に合うか」
「周りの社員とうまくやれそうか」
「組織に合うか」
など。
なので、正しく判断してもらうためにも、「自分はこういうひとです」ってことをしっかりと出すべきだろう。実際に自分が入ってから、苦労するかもしれないからだ。
一方で、あまり人柄に観点を置かない採用である場合もある。ひとが足りないからすぐきてほしいとか、そういうとき。そんな時のためにも、こちら側の防衛手段として、どんな人柄のひとが多そうかは、確認しておく必要がある。
ということで、❶~❸のアピールをしつつも、採用ポジション、風土・組織などの確認をおこなおうとした。
ありけん「・・・という点で、御社に貢献できるのでは、と考えております」
面接官A「はい、ありがとうございます。・・・(中略)何かご質問はありますか?」
きた!!!
逆質問ちゃ~~んす!!!
ここの場は、しっかり大切にしたい!!
ありけん「はい、今回の採用ポジションでは、具体的にどのような報告ライン、経営陣とのかかわりになるのでしょうか」
面接官A「基本はわたしがライン長なので、わたしと仕事をするイメージです。経営陣とはそこまでやり取りする内容はありません。」
ありけん「・・・わかりました。ありがとうございます。」
ちーーーーーん。。。。
はい、しゅうりょーーーー。
ナイス逆質問。聞きたいことが聞けたw。
終わった。
ポジション的に、こちらの要望は、泡となって消えた・・・
完全にNGだった。
まぁ、一緒に働きたい感も湧かなかったし。
そう、いまは妥協する時ではない。さよなら。
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以降のやり取りに、気が入らなかったことは言うまでもない。
ポイントと次回予告
後日、一次面接通過、二次面接への案内の連絡がきたが、丁重にお断りした。
入ってから、後悔すると思ったからだ。
転職は、あくまでもhowであって、whatではない。
転職成功が目的となってはならない。あくまでもキャリア形成の手段の一つ。
ということで、転職条件を、面接を通して確認することは必須。
もし、確認を怠って、入社し、「なんか違うな~」ってなると、、、
時間がもったいないことに。
時間を大切にするためにも、確認すべきは、確認する!
自身の転職条件はしっかりと確認しましょう!時間は、貴重です!
◇企業の将来の方向性に、自身がどう貢献できそうかをエピソードで!
◇転職条件に合致するか、確認を!!
次回は、面白そうな企業発見!編を!!
ありけん
続きはこちら⇒面接での虚勢や嘘はNG
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