面接での虚勢や嘘はNG-転職のリアル体験談2【vol.6】

面接での虚勢や嘘はNG-転職のリアル体験談2【vol.6】転職の教科書

 

面接でちょっと虚勢はったり、嘘ついたら、わかるもの?

 

はい、わかりますw

 

 

ぼく自身、100人以上は採用に携わってきましたが、わかりますよ、やっぱ。

 

 

ちょっとつっこむとすぐボロが出ますw

 

 

という経験も活かしつつ、本記事では、転職活動中の面接で、虚勢や嘘をつかずに、立ち回るべきであることを書いていきますね。

 

 

転職では、自身の要望する条件が、しっかりとマッチするかどうかが、重要。

 

 

オファーや内定をもらうことが目的となってしまうと、あとで痛い目を見ますしね。

 

 

そうならないように、面接を通して、自分の就く(予定の)業務や、職場の雰囲気、企業風土、組織の権限委譲具合などを確認しておく必要があります。

 

 

そして、確認して条件が合わないようであれば、惜しむ気持ちを全力で押さえながら、入ってからのことを考えて、丁重にお断りする・・・

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ーーー

 

とはいえ、オファーほしい~~~~!!!!

 

 

ということで残り、4社。

①大手エネルギー会社
②大手精密機械会社
③大手IT会社
④ベンチャー系インフラ会社
⑤大手インフラ会社

 

ありけん
ありけん

今回は、②、③、④の3社の面接について、お届けします!

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面接官の印象は、その会社を映し出している?【転職のリアル体験談】

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大手エネルギー会社に続いては、大手精密機械会社。

 

 

業界によって、色があるとは思っていた。

 

 

しかし、ここまでかってくらい、カルチャーショックを受けたのは初めてだった。

 

 

経営企画ポジションということで、経営者にも近く、面白そうな業務に就けることを期待して、面接に臨んだ。

 

 

面接では、ライン部長となるだろう人物と、その取り巻きが数名、そして、人事など全部で4名ほど。

 

 

しかもびっくりするくらい、見た印象が同じ、おっさんたち。みんなプロパーとのこと。

 

 

ダイバーシティを掲げていたのは、おそらく、表面上だけだろう。

 

 

まぁ、戦略コンサルファームにいた身としては、どこの企業を見ても、ほとんど、名ばかりのダイバーシティに見えてしまうかもしれない。

 

 

正直、面接官を見た時点で、「ないな」って思ってしまう。

 

 

それでも、ポジションの詳細や、組織風土を確認してみた。

 

 

すると、

・経営陣から言われたことを検討する

・自主的なアナライズからの提案などはほぼなし

・経営に関する権限は一切なし

・基本、リスクを取らない

 

 

な、なぜ、外部人材を採用する・・・??ってほど、悲しい結果に。

 

 

まぁ、人材不足だったのだろう。

 

 

もはやこれ以上の質問はなし。

 

 

早めに切り上げて、こちらから丁重にお断りした。

 

 

後日、先方からも、「求めていた人材とギャップがある」とのことで、NGを頂いた。

 

 

そりゃそうだろうよ。。。

 

活き活きした社員が多いと会社の勢いもある【転職面接あるある】

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さ、気を取り直して、3社めの成長著しい大手IT会社。

 

 

正直、まったく知見のないIT分野。

 

 

とはいえ、今後、確実に、世界経済の中心となる分野。

 

 

興味はあった。

 

 

緊張しながら、面接場所へ向かうと、大手精密機械会社とは、まったく毛色が違う。それはそうだろうが、何か、明るいw

 

 

そして、面接官は、3人。

 

 

人事1人に、同じチームになる予定の2人。

 

 

全員若いw

 

 

そして、活き活きしている。

 

 

この会社の成長は、こういう人たちの活躍によるのか、って思えるではないか!

 

 

ーーー

 

 

面接内容は、基本的で、他社と大きく変わるものではない。

 

 

志望動機、職歴などをアピールした上で、質疑などやり取り。

 

 

戦略コンサルファームと比べれば、冷や汗をかくことはほとんどない。

 

 

事前に調べた、企業の事業内容、ビジョンなどから工夫して、アピールしたあと、ポジションの確認を行った。

⇒アピール方法はこちら

 

 

すると、

・経営No.2の直下チームなので相当なやり取りあり

・積極提案はウェルカム

・実際に事業部化して事業の推進まで可能

 

 

なんって、すばらしいではないかっ!!!!

 

求めていた条件と合致する!!!かなり!!!

 

 

ぜひ次に進みたいぞ~~!!!って気持ちを前面に出し、ポジティブになれた。

 

 

幸い、話もはずみ、あっという間に時間はすぎたのだった。

 

 

ーーー

 

面白そうな会社に出会え、機嫌よく帰路についていた電車内で、電話が鳴った。

 

 

JACの木村さん(仮)さんからだ。

 

 

電車を降りて、かけなおすと、

 

 

木村さん(仮)「面接お疲れさまでした!早速、次の面接に来てほしい、明日はどうか?って、連絡が来ました!」

 

 

!!!

 

 

う、嬉しいけど、明日?!!

 

 

すごい勢いだ。

 

 

成長企業はこういうものなのか!!

 

 

翌日は、ベンチャー系インフラ会社の一次面接が入っていたため、それが終わってからの夕方以降であれば、OKとの返事をすると、すぐさま、面接がセッティングされた。

 

 

5社中、最初の2社がNGとなり、スタートダッシュでこけてしまったが、ようやく、走りだせそうな雰囲気が出てきた!

 

 

転職活動にも流れはあるのだろう。

 

 

ベンチャーは魅力!だけど・・・デメリットも【リアル転職体験談】

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大手IT会社からの嬉しい連絡があった翌日。

 

 

この日はダブルヘッダーだ。

 

 

ベンチャー系インフラ会社の一次面接に、大手IT会社の二次面接。

 

 

ベンチャー系インフラ会社は、ムービンのエージェントで、長くお世話になっている輝きさんからの紹介でもあり、大変に期待していた。

 

 

ベンチャー系であって、側近を求めていることからも、ポジション、業務内容は、文句ないだろう。

 

 

ーーー

 

 

通された会議室は、こじんまりしていて、必要以上に豪華でないところが尚更良い。

 

 

お金をかけるべきところは、会議室ではない。

 

 

一次面接の面接官は、チームメイトの一名のみ。40代前半といったところか。

 

 

他社同様、志望動機、職歴を説明すると、こんな質問が。

 

 

「うちはネームバリューがなく、何をするにも相当な根性がいる。今まで大手企業、戦略コンサルファームと渡り歩いてこられたので、勝手が相当違う。それでもいいのか?」

 

 

確かに。

 

 

的を得まくった質問だ。

 

 

そう、大企業にいた人間は、そのネームバリューをふんだんに使うことができる

 

 

例えば、初めて電話をかける相手先からでも、「あやしいな」とか「誰?」とか入口で苦労することはない。

 

 

そして、あたかも、自分自身の実力であるかのように勘違いしてしまいがちだ。

 

 

そんなぬるま湯につかりまくっていた、自分が、果たして、この質問に真っ向から、大丈夫です、と言えるだろうか。

 

 

あえて、こう返した。

 

 

「おっしゃるように、経験したことないので、正直、わかりません。ただ、御社の中で、同様に大企業から来られた方はいらっしゃいますか?もしいらっしゃれば、その方のお話を伺い、アドバイスを頂ければ幸いです」

 

 

すると、面接官は、深くうなずいてくれた。

 

 

根拠やエビデンスのない「大丈夫です」は、見抜かれる

 

 

逆の立場でも、きっと、こいつ、大丈夫だって言っているけど、大丈夫じゃないな?って感じるだろう。

 

 

ここは気をつけなければならないところだ。

面接において、虚勢、嘘はNG!決して使ってはならない!

正直に、誠実に!!

これは、鉄則中の鉄則だ。

 

 

面接官への印象を良い方向に保てたのか、すぐに、二次面接の案内が来た。

 

 

こちらの考えをしっかりまとめてから、臨む必要がありそうだ。

 

 

ポイントと次回予告

 

書類が通った5社中、2社がNGとなり、2社は二次面接へと進むことができた。

 

 

①大手エネルギー会社
②大手精密機械会社
③大手IT会社       :二次面接
④ベンチャー系インフラ会社 :二次面接
⑤大手インフラ会社     :一次面接

 

 

一時はどうなることかと思ったスタートダッシュ失敗。そこから、なんとか巻き返し、スタートできそうだ。

 

 

ありけん
ありけん

今回のポイントは、自身の人柄とマッチするか、面接官の印象から感じること、虚勢や嘘はNG!厳に慎むこと!ですね。

 
 
 
 
◇面接官をよーく見ろ!!

◇大企業にいるとネームバリューを使えて有利だが個人の実力ではない!

◇虚勢や嘘はNG!やめとけ!!

 

次回は、大手IT会社の二次面接と大手インフラ会社の一次面接編☆

 

 

 

ありけん

 

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