転職の面接で、やってはいけない、NGなことってあるかな?
はい、あります。
本記事では、やってはいけないこと、NGなこととして、他社選考状況のうち、落ちたという事実を共有することについて、書いていきますね。
冷静になって考えればわかることですが、やってしまいました。
反面教師としてください。
まだまだ実力不足だという思いにかられながらも、今後の転職活動方針をどうするか、エージェントである輝きさんに相談しようとアポをとりました。
戦略コンサルへの転職でやってはいけないこと、NGなこととは
すっかり冬になり、転職活動から3.5カ月ほどが経過していた。
四次面接を終え、今後の身の振りを相談しようと、輝きさんのアポをとっていた。明日の面談の予定だ。
今の状況は、こんな感じ。
◇戦略コンサルへの転職チャレンジ、3.5カ月目。
◇7社中3社が進行中。
◆第一志望のA社:四次面接終了、結果待ち。
◆第三志望のC社:二次面接終了、結果待ち。タイミング悪い。
◆第五志望のE社:三次面接終了、結果待ち。
結果待ちが多い。。。
C社は、感じはよかったものの、タイミングが悪いことをはっきり言われたし、近々に結果が出ることはないだろう。
A社、E社に期待するしかない状況。
その2社の結果如何によっては、総合ファームなども視野にいれて転職活動を行うか、はたまた、方針を転換し他の業界も視野に入れるか、諦めるか。
この時点で起業は選択肢になかった。
ん~、なんとも悶々とした状況。
こういう時は、一人で抱え込むのはよくない。
誰かに相談に乗ってもらうことが重要だ。
当時、TwitterやFacebookなどSNSを全くと言っていいほどやっていなかったのは後悔されるが、まぁ、過去のことは仕方ない。
今から転職活動する人は、転職活動の同士や相談相手をSNSで見つけることは悪くないだろう。ただし、情報の公開範囲には注意が必要だ。
ーーー
そして、輝きさんとの面談日。
輝きさん:「A、C、E社ともに結果待ちですね。A、E社はもうすぐ連絡があると思います」
ありけん:「わかりました。やはりC社はゆっくりって感じでしょうか。」
輝きさん:「はい、そうなりますね。ただ、年を越すまえに一度状況は聞いてみようと思います」
今は12月の上旬。あと3週間ほどか。
輝きさん:「先日のA社の四次面接ですが・・・」
ありけん:「(ん?いまいちいい報告じゃない?!まじ?!)は、はい」
輝きさん:「ありけんさんから頂いた、フィードバックで気になることがありました。」
ありけん:「あ、なんかまずい発言ありましたか?!」
輝きさん:「他社の筆記試験で落ちた話を正直にされましたよね?」
ありけん:「はい」
輝きさん:「それはやめた方がよかったです。たとえ事実だとしても。」
え~~~!!!そうなの?!!
まさに、バカ正直だったってこと?!
輝きさん:「落ちたということは、ありけんさんに関して、何かしらのネガティブな事柄があったということです。それを先方に伝えるということは、、、ご想像の通りです。」
た、たしかに~~~・・・!!!
相手の立場になれば、、、容易に想像できることじゃないか。
”私は他社に落ちました。こういう点でNGな部分があったんだと思います。でも、雇ってください”
って、言ってるようなもんじゃないか!!
いか~~~ん!!
プラスでないことは確か。
正直でよろしいって思うような業界ではないだろう・・・
それは本当にいかん。。。
ネガティブなことは言う必要がない。
ポジティブなところだけ、言えばよかったんだ。
例えば、数社が進行中ですとか。
あ~バカだった・・・時を戻してくれ~~~!!!!
輝きさん:「もう過去のことなので、とりあえず今は結果を待ちましょう」
ありけん:「(ですよね~)はい・・・」
輝きさん:「今後の動き方ですが、とりあえず結果を待ってから、総合ファームへアプライするかどうかを考えればいいと思います。」
ありけん:「わかりました。その方針でお願いします」
ーーー
失言。
のせいで、全く先の動き方を議論できなかった。
転職のセオリーは頭にいれておくべきだった・・・
今後のためにもセオリーはまとめておこう。
冬になってしまい、ただでさえ寒かったのに、期待で燃え上がった心も冷え、寒すぎる帰路になってしまった。
最終面接結果!結果報告は電話で!?
失言、失敗を宣告され、消沈しながらも、翌日は、会社にいかなくてはならない。
サラリーマンとはそういうものだ。
安定した給料をもらう代わりに、時間を差し出さなくてはならない。
こういう働き方には一長一短があるだろうが、消沈しているときに効く薬の一つは、対話だ。誰かと会話をすることで、消沈の原因を忘れられたり、考え方をポジティブに持っていけることもできる。出社をすれば、ほぼ強制的に話をすることになるので、長所側になるのだろう。
そんなことを考えながらも仕事をこなし、昼の時間になった。
食堂で同僚と飯を食う。それがサラリーマン生活の日常でもあった。
しかし、この日は違った。
昼のチャイムが鳴ると同時に、輝きさんから、電話がきたのだ。
輝きさん:「いま、お時間大丈夫ですか?」
ありけん:「はい、大丈夫です」
結果か?結果だよね。でも電話で来るってことは、どういうこと?
ポジティブでもネガティブでも、今後の話をしたいってこと?!
あ~、はやく教えて~~~!
輝きさん:「A社、採用になりました!!!」
!!!!!!!
だ、第一志望の?!
A社って言ったよね?!
Eじゃなくて、Aだよね?
やった、やった~~~~~~!!!!!
電話が来た瞬間に昼休みがきて、オフィスに誰もいなくなったことが幸いし、ガッツポーズをいくらでもすることができた!
電話しながらスマホを持っていない方の手で、気が済むまでガッツポーズしてやった!
なかなか気はすまなかったが、なんとか落ち着けることに成功した。
ありけん:「嬉しいです!!ありがとうございます!!!」
輝きさん:「おめでとうございます。やりましたね!!これから、オファーレターが届くと思います。それにサインすることで、転職が決定します。」
ありけん:「はい、わかりました。いつ頃届くのでしょうか。」
輝きさん:「数日中には、届くと思います。サインして送付したら、ご連絡頂けますか?その後、他社に辞退の連絡をしますので。」
ありけん:「了解です!!!一旦待ちですね。」
嬉しかった。
すごく嬉しかった。
いままで生きてきて、ここまで嬉しいのって、数えるほどしかない。
3回目だ。
困難なことに打ち勝った時。すべてそうだ。
努力は報われる。
それを感じた瞬間だ。
戦略コンサルの面接を知ってからの努力は相当なもんだ。
輝きさんにぼこぼこにされながらもどれくらい時間をつぎこんだのだろうか。
おそらく、自分だけで努力していたら、もっともっと時間がかかってしまったかもしれないし、この結果にたどり着くことはなかったのかもしれない。
やはりプロや経験者に頼ることがよかったのだ。
輝きさん、ありがとう。
ポイントと次回予告
無事に第一志望からオファーを頂くことができました。
狭き門とはいえ、あこがれは日に日に増していたし、期待と不安がいりまじっていて、精神的にはなかなかに疲弊しましたが、輝きさんの電話で、ほっとしました。
今回のポイントは、面接でやってはいけない、NGなことくらいは事前におさえておくべきってことですね。
◇転職活動は心細くなるので一人で背負うな
◇SNSは公開情報に気を付けてうまく利用しろ
次回、戦略コンサルへの転職のリアル、最終回をお届けします。
ありけん
続きはこちら⇒転職成功のための3つのセオリー
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