令和元年度 中小企業診断士、二次試験の再現解答、事例Ⅱです!
得点開示請求が返ってきたので、その得点と、再現答案をアップします。
解答用紙に解答を写していたので、ほぼ100%の再現率です。
さて、事例Ⅱは、54点でしたw
アップするほどのものではない一方、反面教師的な扱いとして、参考になる部分もあるかと思いますので、恥をさらしますw
令和元年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅱの得点
54点でした。
手応え的には、無難かなという感じで、60点前後と思っていました。
その悪い方にいってしまったと思います。
普段から、マーケティングは得意領域ではあったので、個人的には残念ですが、少しでも参考になればと思い、再現解答をアップします。
令和元年 中小企業診断士 二次試験 再現解答 事例Ⅱ
第1問(20点)
【設問】
小型ショッピングモール開業を控えた2019年10月末時点のB社の状況について、SWOT分析せよ。
【答案】
S:デザイン・コーディネート力等高い技術力、他店との関係構築力、顧客要望に適う提案力(40字)
W:大手チェーンと比した価格競争上の劣位、商店街の中心地から離れたB社店舗の立地(38字)
O:小型ショッピングモール開業に伴うデザイン重視顧客増、写真共有アプリの拡散や口コミ(40字)
T:大手チェーンの低価格サロン出店、小型ショッピングモールに近い多数の自宅サロン(38字)
第2問(30点)
【設問】
B社社長は初回来店時に、予約受付や確認のために、インスタント・メッセンジャーのアカウントを顧客に尋ねている。インスタント・メッセンジャーでは個別にメッセージを配信することができる。このアカウントを用いて、デザインを重視する既存顧客の客単価を高めるためには、個別にどのような情報発信を行うべきか。
【答案】
オプションを注文してもらう必要があるため、①前回来店時の顧客の好みと事前に聞いた今回要望より、各オプションを使った季節感のあるもの、衣装と組み合わせたネイルの写真、②写真を投稿したアプリのIDを発信する。(100字)
第3問(50点)
【設問】
B社社長は2019年11月以降に顧客が大幅に減少することを予想し、その分を補うために商店街の他業種との協業を模索している。
【設問1】
B社社長は減少するであろう顧客分を補うため、協業を通じた新規顧客のトライアルが必要であると考えている。どのような協業相手と組んで、どのような顧客層を獲得すべきか。理由と併せて助言せよ
【答案】
有名ブランド衣料品店・宝飾店と協業し、デザイン重視の顧客層を獲得すべき。理由は、①顧客層がB社と類似しており、②B社を認識していない顧客に対し強みである衣装等との組み合わせ力で、他社と差別化できるから。(100字)
【設問2】
協業を通じて獲得した顧客層をリピートにつなげるために、初回来店時に店内での接客を通じてどのような提案をすべきか。価格プロモーション以外の提案について、理由と併せて助言せよ。
【答案】
初回来店時に、顧客期待を超えるデザインを提案するべき。理由は、①初回来店時の満足度を向上させることが固定化につながる、②関係構築力を活かし顧客要望を深掘れる、③具体化する提案力を活かせる、からである。(100字)
まとめ
詳細まとめ記事では、より深く分析しますが、全体的に、無難な解答を狙いにいきすぎている感じ。薄い!
ただ、それでも、エッセンスは入れてあるので、ひどい点数にはならなかった模様。
ご参考になれば幸いです。
※一部、設問は簡略化している・表現を変えている部分もあります。
ありけん
コメント