2度目の転職ってうまくいくの?
本シリーズでは、こんな疑問に答えていきます。
一度目の転職である戦略コンサルファームへの転職については、リアルな体験談として、シリーズ的に書いてきました。
↓
https://arisukenta.com/career-change/kfs/real-001/
転職って、一度だけの場合もあれば、二度、三度、の場合だってあります。
世の中的には、回数が多いほど不利とされますが、本当にそうでしょうか。
本シリーズでは、一般的に厳しいとされる条件下、
「ポスト戦略コンサル」
「30代突入してから」
「二度目」
での、リアルな体験記を書いていきますね。
最初の記事として、本投稿では、
★志望動機・志望条件を妥協しない!
ことについて、リアル体験談を紹介します。
戦略コンサルへの転職を果たし、経験を積み、次のステップへ!!さぁ、どのようなステップが踏めるのか!!?
【二度目の転職】ポスト戦略コンサルの立ち回りを選択する
30代に突入しすでにかなりの年月がたつ。戦略コンサルからの次のステップを考え始めていた。
というのも、もともと、高校時代に作ったプランがあたまに残っていたのだ。
我ながら、なかなかの記憶力w まぁ、記憶力というより、「強い想い」なので、しっかり残っているもんなのかもしれない。
そのプランの概略は、こんな感じだ。
①大学卒業後、現場経験を10年ほど
②現場経験を軸に、経営を学ぶ
③経営権をもって事業を担う
④海外で起業
戦略コンサルでは、②に該当すると思ってやってきた。
戦略コンサルでは、本気で、クライアントの気持ちになって、真摯に向き合い、どんな問題でも解決ができるよう、支援するし、支援内容は、クライアント社員の教育や、解決施策の実行支援にまで及ぶのだ。
実に幅広く、経営の遂行までをも支援していた。
一方で、当時、ファームの経営自体には目が向いていなかった。
三次面接で言われていた「コンサルファームのために仕事をし、経営に携わる」ということがやはり抜けていたのかもしれない。
今思えば、まだまだ視野や考え方が狭く、固定観念も多い、ひよっこでしかなかったのだが、そんなこと言っていても仕方ない。
今もたいして変わらんし・・・。
当時は、「事業」を考えた場合、コンサル業というより、クライアント側の事業をイメージしていたのかもしれない。
そして、クライアントの事業・経営を進めるのは、実際的に言うと、コンサルではない。
クライアント自身だ。
そう、本気で当事者になったつもりで取り組んでいても、真の意味で、「当事者」を感じることはできないのだ。
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この時点での選択肢は、3つだった。
① ファームに残って、上を目指していく
② 事業会社にいって経営権を持ち、事業を担う
③ 起業する
①は、前述した理由から、選ぶことはなかった。
③は、時期尚早だ。というより、起業する勇気がなかったのかもしれない。
事業会社にいこう。
②を強く考えるようになっていたのだ。
経営権をもって、事業を担う、そしてその事業は、規模が大きければ大きいほどよい。なぜなら面白そうだし、わくわくするからだ。
想ったら、吉日、行動に移すのであった。
二度目の転職でもしっかりと転職エージェントを活用する戦略
事業会社にいく。
という選択肢をとれば、それは、転職だ。
転職と言えば、”よきエージェントとの出会い”が成功のカギとなる。
それは、戦略コンサルファームへの転職時に、重々感じている。
では、どんなエージェントとともに戦えば、転職成功にたどり着けるのだろうか。
考えてみよう。
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では、どんなエージェントと出会えればよいのか。
・こちらの要求事項を最大限に理解し、
・こちらの人格・属性・背景を最大限に理解し、
・候補先企業のニーズに対し、ちょっと高めのボールでストライクを取れる、
そんなエージェントを味方につける必要がある。
それぞれをもう少し詳しく考えてみよう。
要求事項を自分自身に問え!
エージェント登録時には、要求事項をしっかりと明示する必要がある。
明示するためには、自分自身の中で整理がついていないと、他人に伝えることは不可能だ。そこで、要求事項を整理することとした。
最終的に、内定がいくつも量産できれば、この要求事項ごとに、評点を付けて、転職先を絞るという評価軸にもなりうるものだ。
買い手市場であっても、選ぶ権利がこちらにもある。
妥協して進めば、後悔とともに、再度転職にチャレンジしなくてはならなくなる。
このステップは非常に大事だ。しっかりと整理しよう。
では、要求事項は、どんなものになるか。
・・・経営権を持たせてくれる or 経営者に近いポジション
②業務内容
・・・企画、財務、戦略だけでなく、営業や事業マネージメントまで。
③すごい人がいるか
・・・やはり追える背中がないとモチベーションはあがらないもの。
④成長性
・・・自身が成長できると思えるか。
⑤規模・事業
・・・面白そうだと思えるか。
⑥待遇
・・・年収、福利厚生、諸制度
このあたりだ。
年収だってもちろん大事だが、優先順位的に上位ではない。
①のポジションを最重視。
これは譲れない。もしそんな案件ねーよってエージェントから一蹴されたら、また考え直せばいい。
ただ、参謀的に、企画や戦略練りとかだけでは、つまらない。それならコンサルにいても大きくは変わらない。やはり、実行部隊や切込み隊に入りたいのだ。
自ら考えた戦略を自らが実行していく!
こんな面白いことはない。ということで、②も上位。
そして、③というのも非常に重要だ。まぁ、コンサルファームでは、上を見れば、輝かしい背中をもつひとがわんさかいて、そもそも”このひとと働きたい”という想いが強かったことで、コンサルファームに導いてもらったようなもんだ。
これら項目の具体については、良い案件をふるいだせるよう、最初は高い球をなげて進めようと思っていた。
人格・属性・背景を理解してもらえ!
転職活動において、意外に重要なのが、これ。
人格的なことでいえば、わりとネガティブシンキングで慎重派のひとが、背景や属性が合うからって、業界や分野だけでエントリーさせられるとか・・・
一企業においても、適材と言われる人材に求められる、人格・属性・背景は異なる。
それを理解した上で提案してくれるエージェントが望ましい。
まぁ、きっと、どんな人格・属性でも合うポジションや企業はある。
ここは、エージェントの初見の時に、共有しておく必要があるだろう。
ちょっと高めのボールでストライクを取れるエージェントを!
価値を創造できるエージェントと、そうでないエージェントがいる。
価値とは、転職志願者の要求をその要求通り、もしくは、要求を超えるほどのオファー条件を勝ち取ってくれることだ。
自身の経験に加え、内部情報wから、残念ながら、
・候補企業のオファーをただ待つだけ
・候補企業のアンプ
・言われるがまま
・調整するだけ
のエージェントも実際にはいる。
そんなやつに、自分の人生の大きな岐路を任せるわけにはいかない!!
本当に頼れそうな、また、口がうまいひとをエージェントとして抜擢すべきだ!
これは、全転職志願者に言えることだ。
そういったエージェントを見抜くことが必要になってくるが、どうすれば見抜けるのか。
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こればかりは、数打つしかない。その過程でどうしてもエージェントを変えたいという場合は、ありけんの過去が参考になるだろう。
そして、数を打つには、なかなかの数があるw
有名どころでも、10社はある。
さすがに打ちすぎだ。
半分程度の5社くらいがMAXだろう。いや、3社くらいがちょうどいいかもしれない。
実際にありけんが使ったエージェントのまとめ記事は、こちらを参考に。
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そして、結果的に、最後まで付き合ってくれた、エージェントは、この3社だ。
・ムービン
ムービンは、戦略コンサルへの転職でも超絶お世話になった、いいエージェント殿堂入りしている、輝きさんがいる。
リクルート、JACは、本当にいいエージェントに出会えた。
ポイントと次回予告
ということで、3社に登録し、2回目の転職活動を行うことに。
今回のポイントは、妥協しないこと!
◇転職の条件を妥協せず整理しろ!
◇岐路の支援は、妥協せずしっかり選べ!
次回は、エージェントとの再会・出会い編をお届けします。
ありけん
続きはこちら⇒転職エージェントとの面談
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