面接での逆質問は慎重に!対応方法の例-転職のリアル【vol.8】

面接での逆質問は慎重に!対応方法の例-転職のリアル【vol.8】転職の教科書
ありけん
ありけん

面接で、質問ありますか?って逆質問された時にどう答えればいい?

 

 

 

慎重に、状況を読んで答えましょう!

 

 

逆質問は、最後にされることが多いと思いますが、そこまでいい流れできてたのに、最後に気が利かず、評価が逆転してしまうことだってありえます。逆質問の対応で、「こいつはいい!!」って評価になることはあまりないです。いいことの再確認くらいです。(採用担当側の経験上)

 

 

本記事では、実際の面接を通して、逆質問で注意すべきところや、戦略コンサルの一次面接結果について書いていきますね。

 

 

ありけん
ありけん

戦略コンサルへの転職活動を決意してから、1カ月そこそこが経過しました。戦略コンサルファームの魅力ある人々との出会い、自身のアウトプット量やインプット幅の欠落、価値観の変化など目まぐるしくも、内容が超絶充実した、1カ月でした。今回の投稿では、C社面接と、面接結果の振り返り編をお送ります。

 

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土曜昼下がりのソフト圧迫面接【逆質問は状況見て内容を変えろ】

土曜昼下がりのソフト圧迫面接【逆質問は状況見て内容を変えろ】

 

E社の面接に続き、連日の面接となった。次はC社。

 

 

エージェントの輝きさんから、かなり技術案件が多いと聞いていたので、志望度も高めにしていた。

 

 

世間は、土曜の昼下がり。都内は、人でにぎわい、ランチを楽しむ人々、買い物を楽しむ人々であふれかえっていた。

 

 

そんな人々をあきらかに羨む目をしながら、C社へと向かっていた。

 

 

ひとは比較する生き物だ。これから戦いに出る自分と、優雅な時間を過ごす人々とを比べてしまう。そこに比較の意味はないのに。

 

 

このような比較をやめることで、おそらく精神的なストレスは減っていくのだろう、、、と考えながら、とことこ歩いていくと、C社を発見。

 

 

早速受付にいくと、面接担当者直々のお出迎え。

 

 

そうか、今日は休日。受付もいなければ、出社している人も少ないのだな。

 

 

会議室に通され、丁寧な挨拶を受け、4回目の面接がスタートした。

 

 

ーーー

 

 

C社の面接担当は、優しそうで、見た目も温和な、温厚さんだ。

 

 

温厚さん:「休日に足を運んでいただいてありがとうございます。あまり時間は取らないようにしますので、よろしくお願いします」


ありけん
:「こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いします。」

 

 

と、なんの印象にも残らない挨拶で始まった。

 

 

温厚さん:「それでは、志望動機と職歴を・・・」

 

 

お決まりのセリフだな!採用担当はこれを聞かないと満足しない。

 

 

あくまでこの採用担当が納得するレベルで話す必要がある。そのために、表情を見ながら、納得しているかどうかを見極めるのだ!

 

 

ありけん:「・・・です」


温厚さん
:「いま、在籍されている会社では、〇〇方面へ舵をきろうとしていますよね、それについて、どう考えますか?」


ありけん
:「・・・と考えています。というのも、実は、・・・」

 

 

ここで、所属企業の戦略について、相当の盛り上がりが!

 

 

こういう内容は話しやすいので、どんどん聞いて!!!
温厚さん!!今のところ順調だよ?!

 

 

温厚さん:「今進んでいるA社と当社どちらも内定もらえたらどうしますか?」

 

 

!!!??

 

い、意地悪じゃね・・・?その質問。

 

 

一気に順調じゃなくなっちゃったよ・・・

 

 

そりゃ~A社に決まってんだろっていいたいけど、言えないよ。でも嘘を言えばバレてしまうだろう。こういう時は秘儀を繰り出すしかない!!

 

 

ありけん:「A社と御社の面接過程や出会えた方々で、一緒に働きたいと強く憧れる方がいらっしゃるファームへ最終的にはお世話になろうと思います!

 

 

質問に対し、答えているようで答えていないが、納得感の強い「”人”に帰属させる」という、秘儀中の秘儀!!

 

 

会社でなく、”人”に紐づける作戦は、結構通用するという経験を持っているので、どうしてもというなら、使ってもいいですよw

 

 

あ、相手の印象が悪くなったら自己責任でお願いしますねw

 

 

温厚さん:「わかりました。コンサルは特に、すごい人、魅力ある人が多いので、いろんな人に会って決めるといいと思います。わたしもそうやって決めました」


ありけん
:「(え、ほんとに?!)はい!!そうさせて頂きます。」

 

 

よしよし、間違っていない答えだったんだな。

 

 

温厚さん:「それでは、ケースやりましょうか。」


ありけん
:「(きたな!!)お願いします。」


温厚さん
:「すでにA社でやられていると思うので、きつくあたるかもしれませんが、気にしないでください」

 

 

こ、これは!!いつぞやの、圧迫するけど訴えないでね宣言ではないか!!!

こちらの記事を。

 

 

ありけん:「わ、わかりました」


温厚さん
:「では、ゴルフが好きなようなので、ゴルフ関係にしましょう。”文科省の大臣から、小学生の肥満解消策として、ゴルフを推進したい!と提案があったが、やるべきかどうか”を5分で考えてみてください。」


ありけん
:「大臣の意図は・・・でしょうか」


温厚さん
:「はい。その方向で考えてください。5分後に戻りますね」

 

 

ーーー

 

 

5分じゃ考え、整理できんよ~。。。って、何分あっても厳しいか。

 

 

議論しながら導き出すしかないな。

 

 

ただ、何かしらインパクトのある施策を提案しないとな!

 

 

ーーー

 

 

コンコン。

 

 

温厚さん:「さ、始めましょうか。」


ありけん
:「はい。まずは、そもそもなぜ肥満になるのか、問題の本質を・・・。肥満の原因は、消費/摂取のカロリーバランスに強く比例・・・。それらバランスを、運動、ライフサイクル、食事に分けて、肥満児とそうでない自動とを比較して、・・・。仮に食事のバランスが原因となれば、ゴルフを推進しても効果は薄い。提案に対しては、(大臣の顔もたてないといけないので)ゴルフのみを推進ではなく、ゴルフと食事のセット療法を・・・」


温厚さん
:「なるほど。大臣自身は、塾などに行く機会が増え、運動しなくなったことが原因と考えている。それに対しては何という?」


ありけん
:「否定はせずとも、最も大きな原因は・・・ということで、こちらは、データ示した上で議論します。」


温厚さん
:「ま、そうなるでしょうね。こんなところにしましょう。」


ありけん
:「(早いな!?)ありがとうございました!」


温厚さん
:「最後に何かありますか?」

 

※戦略コンサルの面接では、「最後に何かあるか」ということでほぼ必ず、逆質問をして、聞いてくれるが、ここは、面接官の「忙しさや面倒くさがりそうかどうか」を見て判断しよう。忙しそうなのに、長い質問や、答えに窮する・頭を使わせる質問をしてはNG


ありけん
:「簡単にケースのフィードバックを頂けますか?」

 

 

忙しそうだったので、この質問。ま、これが一番無難だし、向上心があることをアピールできる。

 

 

温厚さん:「分析面の話はよかったが、もっと仮説を前面に出した方がいい。・・・」

 

 

なるほど、仮説思考で考えてはいたけど、仮説を強調してはいなかったな。温厚さん、ナイスアドバイス!

 

 

ーーー

 

 

そして、土曜昼下がりのソフト圧迫面接は終わった。

 

 

帰り道、気になっていた優雅な時間を過ごす人々のことは不思議と目に入らなかった。

 

転職はタイミングが超絶重要

転職はタイミングが超絶重要

 

C社の面接を終え、数日が経過し、会社同僚と飲んでいた時、輝きさんから、連絡が。

 

 

「C社の面接、合格しました!!」

 

 

やった!!嬉しい!!!嬉しすぎる!!!

 

 

しかし!!

 

 

まだ、同僚には一切話していない。

 

 

バレてはいけない。顔に出すな。顔に出やすいタイプって損だな!って心底思うぞ。

 

 

転職活動は、同僚や上司にきづかれないことが重要だと思っていた。なぜなら、こいつ、今の仕事どうでもいいなって思ってるな!とか、思われてしまいがちだから。

 

 

もちろん、同僚には、正直に自分の気持ちを話せば、理解してくれるだろう。

 

 

ただ、今はまだやめよう。そもそも戦略コンサルは、その間口の狭さから、合格するかもわからんのだ。加えて、戦略コンサルに万が一、縁がなかったら、他にいくかどうかは、まだ考えていない。つまり、転職活動は、”転職する”、”退職する”という意思が固まった時に、おおやけにすべきなのだ。

 

 

ーーー

 

 

トイレに行き(トイレって何かと便利w)、輝きさんのメールをしっかりよむと、なんか不穏な内容。

 

 

??

 

???

 

 

合格なんだが、時期的な相談??

 

 

どういうことだ?!

 

 

メールではよくわからんから、一刻も早く会いたい、会って話したいぞ!即、返信し、翌日、会うことに。

 

 

ということで、今日はお酒お酒♪

 

 

・・・当時から、めちゃくちゃお酒が好きだった。

 

 

それもあって、のちに、ワインエキスパートを取ることにもなる。

【独学でワインエキスパート取得】一次試験を短期間突破した勉強法
ワインを仕事にしたいひと、一目置かれたいサラリーマン、モテたいひと向けに、ワインエキスパート取得を独学で目指す記事です。この記事では、1次試験をどうすれば短期間で合格できるかについて記載しています。短期合格されたい方は、一読の価値あり!!

 

 

思いついたら、すぐに行動に移し、ある程度まで究める。うむ、我ながらいい癖だ。とポジティブシンキングを使ってみるw

 

 

ーーー

 

 

横道にそれたが、輝きさんとの面談。

 

 

ありけん:「お時間いただきありがとうございます。昨日のメールの件ですが・・・」


輝きさん
:「その件ですが、C社は、タイミング悪いかもしれません。」


ありけん
:「え?タイミングですか?」


輝きさん
:「はい。基本、今は向かい風って話はしましたよね?中でもC社は、採用にかなり消極的なのです」


ありけん
:「ご、合格ではあるんですよね?」


輝きさん
:「はい。おそらく、ありけんさんに興味は持ってもらえたと思います。事実、次回の面接までは依頼がきています」


ありけん
:「・・・?」


輝きさん
:「面接は進めながらも、採用!まではしばらく時間がかかるといった感じになります」

 

 

な~~~~に~~~~~?!!!

クールポコ

クールポコのギャグ。最近は・・・

 

ありけん:「そ、そんなことあるんですね?志望度高かったので・・・」


輝きさん
:「ですね、ただ、進行中に間違いはないので、面接は入れていきましょう」


ありけん
:「わかりました。」


輝きさん
:「それと・・・」


ありけん
:「な、なんでしょう?」


輝きさん
:「E社も通りました!」


ありけん
:「!!!」

 

 

サプラーーーイズ!!!

 

 

筆記試験に打ち勝ったというのか!!!

 

 

やはり面接での爪痕か!!!

 

 

やったぞ!!!わーーーーい!!!!

 

 

今なら、多少、顔に出すのは許されるだろう。

 

 

輝きさん、アメとムチ、うますぎない?!?

 

 

輝きさん:「おめでとうございます。なので、3社を並行して進めていきましょうね」


ありけん
:「はい!お願いします!!!」


輝きさん
:「それで、タイミング的に、次は、A社の三次面接を入れましょう。そして、C社、E社の二次面接を入れていきましょう」

 

ポイントと次回予告

 

思いがけずも、タイミングのこわさを知ることになりました。

 

 

こちらの記事でアプライタイミングのことを書きましたが、タイミングって何事においても、重要ですね。

 

 

通年採用している企業は、”状況に応じて、いい人がいれば採用”というスタンスのところが多く、タイミングが悪いだけでも門戸が狭くなってしまいがちです。

 

 

ありけん
ありけん

エージェントと相談し、タイミングを間違わないような転職活動が必要ですね。

◇戦略コンサル面接での最後の、逆質問は、面接官の状況や雰囲気を見て、慎重に!

◇転職に、タイミングは重要な要素

 

 

次回は、A社の三次面接編です!!

 

 

ありけん

 

 

続きはこちら⇒⇒三次面接以降の立ち回りに必要なもの

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