中小企業診断士を社会人の副業としたら年収があがる理由

中小企業診断士
consultant

中小企業診断士ってよく聞くけど、儲かるの?年収あがるの?!
そもそも、中小企業診断士を社会人としてサラリーマンの副業にできるの?!



本記事では、こういった疑問にこたえていきます。

 

結論としては、

・中小企業診断士取得で、年収はあがる可能性大。
・サラリーマンとの相性がよく、副業に最適。
・取得への道は、なかなかに険しい!

 

実際、ありけんは、中小企業診断士を取得して、年収があがりました。
こちら

 

中小企業診断士は、「経営コンサルタント」を認定する”唯一の国家資格”です。

「足の裏の米粒」と揶揄されることもあれば、
一方で、ビジネスパーソンの取得したい資格No.1でもある、
ため、最近では、それなりに認知度が向上してきました。

 

一般的には、経営コンサルタントって怪しいですよねw

 

でも、中小企業診断士は、”国が認めた”経営コンサルタントなんです!!そのため、相当の信頼度(与信)がつくものになってます。

 

そんな中小企業診断士の資格を有したら、人生、どう変わるのか!!?

 

とりわけ、年収はどこまでアップするでしょうか!!!!!?

 

ありけん
ありけん

そもそも中小企業診断士って?ってところから、実際に試験を受けるまでの過程とかを実体験を通してシリーズ化していきますね!

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中小企業診断士を社会人の副業としたら年収があがる理由

年収があがる理由は、大きく2つにわけられます。

 

❶ 経営視点が養われるので、現職において、従来にないほど、経営陣の考え方がわかるようになり、仕事も効率化、成果も出まくり、評価があがる・昇進が狙える

❷ 副業として、「積極的に」中小企業診断士を活かすことで、収入を得ることができる

 

❶の理由は、わかりますよね。視点をコントロールすることは、重要で、自分視点だけだと、仕事の意味や、先読みができなくて、文句ばかりになっちゃうので、上司視点、部長視点、経営者視点、はたまた、株主視点まで入れていくと、全然変わりますよ、仕事のやり方も、考え方も。

圧倒的に効率化もします。

そりゃー、出世できますよ、年功序列じゃなければ・・・

 

さ、ぼく自身は、❷で年収があがりました。❷に関しては、積極的に自分を営業することで、どこまでも伸ばすことができるでしょう。

 

なぜなら、「価値を提供してくれる中小企業診断士には、需要が半端なくある」からです。

twitter界隈でも、中小企業庁でも、情報を取っていれば、このあたりのことはわかります。

 

もう少し深掘ると、大きく2つの理由があります。それがこれ↓↓↓

① 経営・事業承継などで困っている中小企業が多い
② 「中小企業診断士」という肩書が従業員や銀行への信頼につながる

 

① 経営・事業承継などで困っている中小企業が多い

1つめは、「後継者問題」が話題になるときもあるので、なんとなく感じられるかたも多いとは思いますが、多いです。多すぎるくらいです。

 

まぁ中小企業自体が、めちゃくちゃ多いですからね。
2019年の中小企業白書によると、国内に約360万者の企業があるのですが、中小企業は、実にその99.7%!!!なので、約360万者になるんですけどねw

 

これだけ母数が多いと困っている会社も多くなるでしょう。
後継者が決まっていないけど、事業は継続させたいという企業は、約120万をこえる(⇒参考)といわれているので、事業承継支援は、もはや必須。

 

一方で、中小企業診断士の数は、3万人弱。少ない!!!!この数字の対比だけでも需要ありそうですが、実際に、事業承継問題を解決するためには、後継者マッチングやらM&Aやら承継後の事業戦略やら資金繰りやら税制やら・・・とにかく課題は多いです。

 

出番ですw!

 

中小企業診断士は、ジェネラルな(幅広い)知識と経験を有していて、弁護士、税理士、会計士などの各種専門家、また、事業承継元の企業と「会話」することができるのです。

 

会話」って雑談とかじゃないですよ?w 専門的知識を使って、調整することができるのです。企業の事業分野のことだったり、法律や財務・会計のこと、そしてそれらを取りまとめるような戦略だったり、すべてに精通するひとこそが中小企業診断士であり、その役目を期待されているのです。

 

規模感がわかりやすい事業承継を例にあげましたが、そのほかにも、経営革新を計画するような戦略立案だったり、価値あるものづくり開発を計画・フォローする支援を行っていたり、経営に関わるほぼすべてのことで支援することが求められています。

 

ただし、ここで注意すべきは、「価値提供」です。

 

ほかの士業でも、そうだとは思いますが、全員が全員、求める価値を提供できるかというと、それは???ですよね。

 

なので、中小企業診断士側としては、幅広い企業へ価値を提供するように努力することが必要ですし、支援を求める企業側としては、よりニーズを明確にしてマッチする中小企業診断士と繋がる必要があります。

 

② 「中小企業診断士」という肩書が従業員や銀行への信頼につながる

そして、2つめの肩書の話。

 

「中小企業診断士」っていう名前が微妙・・・っていうひとも多く見受けられるなか、英語名では、「Registered Management Consultant」とかっこいい名前になってたりしますが、また、後付けですが、ぼく自身の実例で、

「中小企業診断士という国家資格を持った人に支援してもらう」
という説明を従業員にすると、すんなり受け入れられたということで支援を実行する

ことになりました。社内説得させやすいようです。自分が社長の立場なら、確かに何かわかりやすい指標があった方がいいですよね。

 

ありけん
ありけん

一定の与信を得ることができるんですね、個人でも!!

 

実は、これ、かなり大きいです。

 

通常、企業にいれば、その企業のネームバリューを借りられます。

 

なので、個人の与信などは、まったく関係ないのですが、副業など個人で事業をしていく場合、一定の与信がないと、相手にされません

 

もちろん、この与信があれば、最後まで有利かと言えばそうではありませんが、営業の入口に有利になるといった具合です。

 

単に、「経営コンサルタントに支援してもらうことになった」って言われると、あやしくないか?っていう疑念を生んだりもします。一方で、国家資格である、中小企業診断士さんに支援してもらうことになったと言われれば、まぁ、まだいいですよね!!

その入口的な部分では、肩書は非常に役立つと考えてよいでしょう。

 

また、銀行での評価が非常に高いこともあります。

 

これはそこかしこで聞きますが、業界や業種、または会社レベルで、中小企業診断士の評価というのは分かれていそうです。

少なくとも銀行では評価高いです。

 

年収底辺状態から、中小企業診断士取得して、銀行へ転職という流れの可能性は高いでしょう!!
⇒転職情報はこちら

 

ということで、需要は過剰なほどありそうですね!!

サラリーマンと中小企業診断士資格は相性がいい!

需要があれば、年収もあがるでしょで終われるのですが、より高みをみたいので、年収アップを最大化するには、中小企業診断士として、提供する価値を高めること。これが必要になってきますよね。

 

そして、サラリーマン×中小企業診断士ってめちゃくちゃ相性いいと思っています。

 

なぜなら、サラリーマンとしてのバックグラウンドを付加価値として、中小企業診断士の活動ができるからです。

 

サラリーマン生活は、不満とか不平とか愚痴とか多々あると思いますが、一方で「経験の蓄積」もできたりします。これを活かすことで、中小企業診断士の活動に、価値を付与できるのです。

 

企業内診断士といって、サラリーマンしながら、資格を持っているってひとがものすごく多いので、いまこそ活かすべきですね!

 

というのも、ぼく自身、外資系戦略コンサルに身をおいていましたが、やはりバックグラウンドがかなりの武器となりましたよ、ほんと。いわゆるコンサルスキルは、まわりももってますからね、差別化はできないし、逆に言うとスタートライン的な感じです。

 

中小企業診断士も、資格取得が、スタートラインであって、そこから、バックグラウンドを活かして活動することがうまくやっていく、年収を爆上げするコツだと考えています!いまは、まだ爆上げまではいけてませんが、実証していきますっ!!!!

 

ありけん
ありけん

提供する価値を高めることが成功のカギ!!!

中小企業診断士 試験概要

中小企業診断士がサラリーマンの副業に相性がよく、年収もあがりそうだということで、まずは、スタートラインに立たなくてはなりません!

 

しかも、なかなかに困難な道になっています・・

 

合格率でいえば、1次試験で、約10~30%(令和元年は高かった!)、
2次試験で、10~20%、
通しでいえば、1~6%程度!!!
合格率データ

 

前述したように、幅広く深い知識が求められるので、仕方ない部分ではあると思いますが。

 

それでは、どういう試験を突破する必要があるか、ですが、
細かくは、こちらを参照頂くにして、大きく、3つのステップがあります。

  • 1次試験(マークシート)
  • 2次試験(筆記、口頭試験)
  • 実務補修/実務従事

 

ひとまず、1次試験が最初の難関になります。

1次試験

1次試験は、実に7科目あります・・・

  1. 企業経営理論
  2. 財務・会計
  3. 運営管理
  4. 経済学・経済政策
  5. 経営情報システム
  6. 経営法務
  7. 中小企業経営・政策

合格するには、7科目合計が60%以上で、かつ、1科目も40%を下回らないことです。

 

かなり厳しいですが、科目合格制度も存在します。

 

要は、科目ごとに、60%以上取得で、合格後、2回の試験免除権が得られます。

 

2次試験

筆記式/口述式で事例試験になります。

<筆記式>

事例Ⅰ:組織・人事
事例Ⅱ:マーケティング・流通
事例Ⅲ:生産・技術
事例Ⅳ:財務・会計

※ここが最大の難関と言われています。
 主催者側からの過去問解答が提示されないのが大きな理由です。

 

<口述式>

筆記試験の事例をもとに、個人面接

 

実務補修・実務従事

A. 専門機関による実務補修の受講(実務補修)
B. 必要条件を満たした実務に従事(実務従事)

のいずれかを、15日以上、経験し、はれて、
中小企業診断士に登録できるということになります!!!

 

遠いぞ、遠すぎるぞ・・・・

中小企業診断士 取得への道

では、どうやって取得するか、ですが、
ありけんは、独学でいきました!!

 

というのも、出張も多い身分なので、なかなかに”決まった”時間を捻出することが難しいのです。

 

予算と、時間に融通利く方は、スクール利用を検討するのもいいと思いますが、独学でも十分に合格することは可能です!!

 

その過程もすべて晒していきます!!

 

本投稿を書いている今現在は、2019年5月1日。
まさに、令和になったその日。
(リライトは、2020/6/20, 8/13)

1次試験の日は、2019年8月3、4日。

 

そう、あと、3カ月程度しかない。。。

 

ブログもしっかり書いていきたいし、サラリーマン業もあるし、、、
言い訳もしていられないので、寝る時間を削って、がむしゃらに取り組みます!!

取り組みスケジュール

一つでも多く科目合格がほしいので、一旦は、8/4までのスケジュールを練ります。

 

勉強ステージを以下の4つに分けようと思っています!

  1. 初期知識構築(~5/中)
  2. 試験問題認識(~5/末)
  3. 本格的な知識構築(~7/中)
  4. 問題解きまくりによる知識の定着(~試験日)

1. 初期知識構築

5/1 :中小企業診断士試験案内を申し込み(しました)
5/2 :勉強スタート(スピードテキストでやります)
-5/15:7科目全てを各2日間で通し読み

2. 試験問題認識

-5/30:過去問を解く(2日で1年分を平成25年~平成29年の5年分くらい)

3. 本格的な知識構築

-7/15:7科目全てを各1週間でノートにまとめる

4. 問題解きまくりによる知識の定着

7/16-:過去問を解きまくる(時間の許す限り、ノートと対比もして)
7/31  :平成30年の問題を解く

というスケジュールで挑戦し、無事合格できました!
しかーし!!試験合格後にこんな超有益なものが!!
あとで知ったので、あとの祭りですが、こちらを利用できる方はぜひ試してみてください!!!

ゼロからスタート! 金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書

もうね、図解がめちゃくちゃわかりやすいです。

そして、声もいいw

LECの講師さんが実際に朗読されていますので、かなりわかりやすいし、講義を受けられるみたいで、独学の方も参考になりまくりだと思います!

しかも、Amazon audibleに初登録であれば、最初の1冊は無料なので、タダですね、タダ!無料!!!
(継続しない場合は、解約が必要です)

 

いますぐ登録して、図を見てみてください。とりあえず2020年6月20日時点では、まだ1冊目は無料なので、このキャンペーンが終わらないうちに、登録して、もらっちゃってください!!

 

そして、通勤などで、ながら聞きしてみてください。

 

 

⇒⇒中小企業診断士試験攻略法まとめはこちら
⇒⇒独学でかかる費用はこちら
⇒⇒一次試験の得点はこちら
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⇒⇒最短で登録する方法はこちら

 

ありけん

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