転職での面接攻略【採用担当の視点】

転職の教科書

こんにちは、ありけんです。

転職における関門、面接。

緊張しますよね。

そんな面接にもいくつかコツがあります。

なぜわかるかというと、採用担当になり、数々の転職者、新卒の方々を見てきたから。

本記事では、そんなコツを紹介します。

◆ グループ面接でのコツ
◆ 個人面接でのコツ
◆ 自己紹介のコツ

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転職でどうすれば書類通過率が高まるでしょうか? 本記事では、書類通過率の高い実績に加え、採用担当としての経験から、どう書けばいいか、について紹介します。転職で書類通過がうまくいっていない方、これから転職を試みようという方、新卒の方にも、必見です!

ありけん
ありけん

面接でいまいちうまくいかない方、本気面接に臨む方、ぜひぜひ参考にしてみてください!

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転職での面接攻略【採用担当の視点】グループ面接の攻略法

グループ面接。

何回か経験されたことがある方がいらっしゃるかもしれませんが、突破するのが難しい印象がありますよね。

採用側の都合や、面接の段階にもよりますが、だいたい通過率は、10~20%程度でしょうか。

5、6人に1人といった感じです。

ただ、本当に”いい”と思った人がいた場合、この限りではありません。

実際、6人のグループ面接のときで、2人、通したこともあります。

では、どうすれば通過するでしょうか。

転職におけるグループ面接-採用側の視点

採用側として、どんなところを見て、”いい”と思うのでしょうか?

一言でいえば、

”この人と一緒に働きたい”

と思わせてくれる人です。

採用側のひとにとって、グループ面接が始まる時、どんなひとが来るかは、書類に目を通すのですが、それだけではよくわかりません。

上の写真みたいなレベルw

誰が誰なのか???といった感じ。

そこから、「このひとと一緒に働きたい」ってひとを探さなくてはならないのです。

そう、採用側にも「ノルマ」があるので、いい人を探そうとしているのです。

具体的に、どういう人?となると思うので、もう少しかみ砕きますね。

自分だけでなく、同様の経験を持った採用側の人にもヒアリングした結果、大きく3つに分けられそうです。

❶ コミュニケーションを取ろうとする姿勢

ない人が多いです。ほんとに。

グループ面接では、まず少し、こちらの紹介をすることが多いですが、ちゃんと聞こうとしない人がほとんどです。

おそらく、自己紹介をどうしよう、とか、心ここにあらずの人が多いのかもしれませんが、人の話を聞かない人と、一緒に働きたいですかね?

これは基本中の基本なので、まずは、採用側の話をしっかりと目を見て聞くようにしましょう。時には”邪魔にならない程度の質問を入れる”といいでしょう。

簡単な質問です。すると、場も和み、スムーズなコミュニケーション段階へ移行することができるようになったりもします。

※空気の読めない長い質問とか、答えに窮する質問はここではNG。補足的な質問程度にとどめましょう!

❷ しっかりとした考えがある

これが重要!!

ない人が多いですね~。

例えば、うちの会社入ったら何やりたいの?という質問に、はっきりと答えられない人とか。

少しつっこまれたら、答えられないとか。

※自身の練習として、2度、自分の答えに、「Why???」と質問し、深ぼってみてください。

やりたいこともないのに、入りたいってどういうこと?って思うけど、こちらは。

もちろん、細かいことはわからないと思うけど、中途半端に来られても・・・

就活・転職活動は、あくまでも、選ぶ側が主体。その選ぶ側は、活動している本人ですからね!

あと、これは仕方ないのかもしれませんが、就活サイトや、エージェントから、こういう風に言ってとか、定型みたいな文言が多く聞かれます。

正直採用側は聞き飽きてます

しっかりと自分の言葉を”自分で考えて”話してほしい!

そう思っている採用側、めちゃくちゃ多いので、たとえサイトやエージェントの言葉を借りるにしても、自分の口からスムーズに言えるように、そして、プラスαを盛り込んでいきましょう!

片言とか、ロボットみたいに話すひともいますが、いくら緊張しているとはいえ、論外!!!

しっかり「自分を伝えて」ください!!

採用側が、「あのひとはよくわからなかった」となった時点でアウト~~です。

ぐっとくるエピソードを一つ!!

グループだと競合が身近にいます!

その中から目立つには、やはり、何かしら、パンチが必要です。

前にあげた二つは、大前提。

そして、このぐっとくるエピソード。

この3つをかけ合わせれば、ほとんどの場合、突破ですね。

でも、そう。これはなかなか難しいですよね。

担当官によってもぐっとくる視点が異なったりしますし。。

そこで、ぐっときたエピソードをいくつかヒアリングしたので、以下にあげておきます。NGなエピソードもあげておきますので、参考までに。

実際に、”工夫して”稼いだ経験
ありけん
ありけん

バイト(雇われ)とかではなく、自ら生み出した”収益”。投資でも、事業(ブログ、SNS系など)でも、いいです。
どう工夫したかを具体的に述べることで、ぐっときます。

なぜなら、そのひとは、自らの商品やサービスを、顧客に評価されお金という対価をもらった、というビジネスの基本を経験しているから。そういうひとは、重宝されます!
その金額が少しでも、反省点や改善点とともに話すと尚良しです!!

苦労を続け、”壁を越えて”到達した成功
ありけん
ありけん

これが多いかと思いますが、部活とかですかね。
単に、練習が苦しくてでも耐えて・・・とかでは普通なのでNGですが、
もう一歩踏み込んだ何かが欲しいですね。例えば、〇〇理論を取り入れた練習法で、チームの〇〇を数値化した、とか。

これは、「根性」と「問題解決力」が評価されます。

誰にも負けないと思っているもの
ありけん
ありけん

これが一番いいのではないでしょうか。
誰でもあるはずです。ただし、「客観的」評価も必要です。
うまく就活・転職に有効になるよう、
ロジックを作ってみてください!

そして、NGなエピソードを1つ。

それで?ってもの
ありけん
ありけん

正直、こう思われたらアウトですね。グループ面接では。

何のエピソードか不明。何を言いたいのか不明。
これでは、採用側は何も判断できないです。

※このNGを解決するためには、自分の披露しようとしているエピソードに対し、2回ほど、「それで?」って言って、解答を用意してみてください。対応できるようになります。

転職での面接攻略【採用担当の視点】個人面接

グループ面接の時と異なり、受ける側は、一人。

これも、緊張しますよね!

採用側は、通常一人で、段階にもよりますが、複数人のこともあります。

ここで重要なのは、前述した、❶、❷の前提はもちろんのこと、”質問に答えられること”でしょう。

実は、この質問に答えられることって、非常に難しいことです。

正直、周囲(役職含む)を見ても、出来ていない人も多いほどw

質問に答えるとは、

①質問者の意図を汲み取って、

②自分の言葉で、意図に対する考えを示す

と言ったところでしょう。

このうち、①が、できていないことが多いです。

①さえできれば、②は自然とできますよねw

①が出来ていない理由を、就活・転職者を見て考えると、だいたいが、”質問者の意図を勝手に肉付けし解釈して”しまうケースが多いです。

もしわからなかったり、クリアな質問でない場合は、

”それって、こういうことですか?”

”質問をクリアにしたいのですが、、”

とか、聞き直してください!!

質問する方も、

「今の聞き方で伝わったかな?」

とか思うこともありますので。

うまくコミュニケーションが取れず、終わってしまうと、結局どんなひとだったかなってなってしまうので、次のステージにいくことはないでしょう。

また、より人気な企業や、採用を精鋭に絞っている場合は、これらに加え、地頭の良さとか、超高学歴とか、人脈とか、そういったところも見てくるかもしれません。

ただ、”この人と一緒に働きたい”という人を採用する、ということに変わりはないですね。

転職での面接攻略【採用担当の視点】面接での自己紹介

自己紹介に割り当てられる時間にもよりますが、エッセンスは、グループ面接でも、個人面接でも同じです。ポイントは以下です。

☆職歴などのバックグラウンド、知識・スキルの概要

☆出してきた成果とそれに至る工夫、考え方、貢献度


☆意欲

基本、この3本立てでしょう。

これを簡潔版と、しっかり版で用意しておく!ことが必要ですね。

大学名とか、会社名とかはあまり重要でなく(同じ大学、類似会社のひとはいっぱいいるので)、どういうことをやってきたか、どういうポテンシャルがあるのか、どの程度の意欲があってきてくれているのか、などを伝えた方がよいです。

採用側は、似たような転職者、就活者とくさるほど会っているので、

差別化

しましょう。

この3つの観点を大事に!!

まとめ

面接って、緊張しちゃいますよね。ただ、自分をしっかり正しく理解してもらわなければ、先はないです。

最低限のマナーは携えて、志望度の高い企業の面接では、入念に準備してのぞみましょ~!後悔のないように!!

ありけん

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