中小企業診断士 二次試験3つのテクニック

中小企業診断士

社会人に超絶人気となった中小企業診断士。

 

 

令和2年度もコロナ禍の影響が心配されましたが、先日無事に実施され、10日ほどが経ちました。(この記事を書いているのは、2020.7.21)

 

 

コロナ禍の影響だけでなく、豪雨の影響など、例年より気をつかうことの多い試験となりましたが、主催者側も、相当に対策し、実行されました。幕張のソーシャルディスタンス感はすごくよかったとの声が届いているほどです。

 

 

そして、驚くほどの合格率を誇る、twitterのタイムライン!

 

 

twitterでつぶやくくらいなら、勉強しろって声も多そうですが、おそらく、みなさん、要領やバランスがよく、そして、情報収集もうまいんですね!

 

 

来年以降受験される方は、twitterやるといいかもですw もちろんツイ廃にはならないように・・・

 

 

前置きが長くなりましたが、自身の体験の中で、二次試験に関する情報をあまり発信できていなかったなと反省し、この記事を書いています。

 

 

ありけん

今回は、二次試験向けのテクニック編をお届けします!特に、独学の方は、情報収集が限られるので、参考にしてもらえたら嬉しいです!!

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中小企業診断士の二次試験で使うテクニックは、3つ

中小企業診断士の試験は難易度が高く、一次試験から、7科目も受けなくてはなりません。

 

 

そして、7科目の一次試験を突破すると、待ち構えるは、よく見えない壁。

 

 

それが、二次試験。

 

 

そう、高い壁なのか、低い壁なのか、実態の掴みにくい二次試験。

 

 

実際、受けてみると、難しいし、忙しい。

 

 

二次試験は、一科目80分という時間で、与件を読んだり、4~5問の問題の解答を考えたり、答えを書いたりを、しなくてはならないのです。

 

 

いや、忙しすぎますよ。

 

 

なんなら時間、100分でよくない?というくらいです。

 

 

基本、時間は足りません。

 

 

それでいて、マークシートではないから、ペン転がしなんかの運に頼るテクニック?wを使うこともできません。

 

 

そこで!!

 

 

わたしが実際に本番でも使ったテクニックを3つ紹介します。多少なりとも、役に立つはずなので、ふんだんに使ってやってください。

 

 

これを使うと、数分くらいは稼げたり、やり直し時間が減ったりするでしょう!

 

 

テクニック その1 「文字数コントロール」

これは国語力ない自分にとっては、本当に、大きな課題でした・・・

 

 

というのも、二次試験の計算問題以外は、〇〇文字以内で答えろ的な、文字数指定があるのです!!

 

 

要は、端的にまとめる力をみているのでしょうが、答える側にとっては、一大事!!

 

 

少なすぎても多すぎてもいけないのです・・・

 

 

しかも、理想は、95%以上と言われています。

 

 

100文字以内なら、95文字以上。

 

 

ロジカルに答えなきゃいけないのに、文字数まで考慮してらんないよって意見が多そうですし、もちろん本質は、「解答の内容」です。内容が確からしいことが得点につながるのですが、解答していると、文字数制限があることで、文章だったり、使う単語を工夫しないといけないので、若干ニュアンスが変わっちゃったりします。

 

 

文字数制限によって、本質がマイナスになってしまうことだけは、避けなくてはなりません。

 

「あ~、あと2文字少なくしないといかん~。」

「ちょっと空白が目立つな」

ってよく出てきますw

 

 

そこで使うのがこのテクニック。

 

 

具体的には、これ↓

①句読点や記号を文字に含める(減らす)、含めない(増やす)

②ワーディング術

 

基本的には、解答は、コンサルティングシートになっている必要があります。そのため、見やすさとか、読みやすさは求められると考えた方がいいでしょう。

 

 

ただ、このテクニックは、その基本の外になるので、使えます。

 

 

①は、こんな感じ。

こんなの知ってるよってこともあるかもですが、意外に、これって句読点、記号を全体的にうまく使うと、整理できるんですよね。もし知っていたとしても、うまく利用してみるといいですね!!

 

 

一部で、英字を1マスに2文字詰め込む方法も紹介されています(半角だからという理由)が、英字は、1文字でも意味を持つので、個人的には、おすすめしません・・・公式から見解を示してくれれば別なのですが。

 

 

続いて、②は、こんな感じ。

 

 

要は、言い換えですね。文字数が少ないなって時は、短縮前を使って、文字数を減らしたい時は、短縮後を使うイメージです。

 

 

これから、二次試験の事例を解きまくる時期に入る方は、このあたりのバージョンをいくつか作っておくとよいです。もちろんニュアンスを伝えたい場合、ワーディングを気を付ける必要があります。

 

 

本質である内容を最優先して、ワーディングしていきたいところです。

 

 

ありけん

ニホンゴムズカシイデス・・・

 

 

テクニック その2 「計算過程を綺麗に」

これは事例Ⅳに関するテクですね。

 

 

事例Ⅳは、計算用紙が配られないので、まず最初に問題用紙を破って、計算用紙を確保しろって言われますが、まぁ、この破る破らないはどちらでもいいです。

 

 

計算スペースをしっかり確保できれば。

 

 

そして、大事なのは、計算過程や、計算考えを、空いているスペースのあちこちに書くのでなく、綺麗に、問題ごとに整理して書くことです。

 

 

あとから見直して、考え方とか、計算根拠とか、考慮に入れた事項とかが、わかるレベルに。

 

 

事例Ⅳを進めるにあたって、例えば設問3で解答を考えているときに、
「あれ、そういえば、設問2で固定資産償却損を考慮に入れたっけ?」
みたいに、戻ることがあります。

 

 

その時に、ぐちゃぐちゃだともう絶望です。

 

 

タイムロス、半端ないです。

 

 

一方、整理して書いていれば、一目瞭然です。後続の問題に良い影響を与えることだってあります。

 

 

「あ、固定資産償却損入っていた!よかった!そういえば、設問3でも法人税率30%で計算しているよな」
とか、確認できちゃったりもします。

 

 

丁寧に書くことを普段から意識して、書きましょ~!!

 

 

テクニック その3 「読める文字を」

個人的には、このテクニックが一番重要かと思います。

 

 

初受験の方は、特にだと思いますが、二次試験の解答用紙の1マスって意外に小さいんですよ。

 

 

なので、2Bとかの鉛筆で太めの文字を書いたりした日には、もう読めませんw

 

 

採点者も人なので、内容がいくら良くても読めなければ、採点してくれません。っていうか、採点できません。

 

 

読める文字で書く、重要です。

 

 

ただでさえ時間がないので、結構焦って書いてしまうことが多いのですが、そうなると、字が下手なひとの焦って書いた字を読むスキルに長けていない限り、解答をよみとくのは、壊滅級の難しさになりますw

 

 

前述したように、解答は、コンサルティングシートのように綺麗に!を意識するとよいでしょう。

 

 

え?コンサルティングシートは手書きじゃない!!って?

 

 

まぁそれはそうですねw ただ、そういう意識でってことです。

 

 

お金をもらって、コンサルティングシートを対価として、渡すとした場合、さすがに、気を遣いますよね?

 

 

そういう意識で書くことをおすすめします。

 

 

そして、事前にやっておくべきことが、これ。

 

自分の筆記スピードを測定しておく

 

これは重要です。意識していないと、わからないのですが、意外にね、遅いんですよ。

 

 

120文字を悩まずに書いたとして、何分かかりますか?書いた人でなく、第三者が、読める文字で、ですよ!

 

 

そこに悩む時間や、文字数コントロールの時間を入れると何分かかりますか?

 

 

予備の時間を入れると何分必要ですか?

 

 

と、時間配分に関しては、事前に、算出しておくべきです。

 

 

【中小企業診断士の二次試験】大事なのは、解答内容

ということで、テクニックを3つ紹介しました。これは実際に使ったものですが、あくまで、大事なのは、解答の内容です。

 

 

テクニックにこだわることはありませんが、解答内容を高めるための一助となれば、と思います。

 

 

解答の本質とか、考え方、作成法とかは、こちらにまとめていますので、参考にしてみてください!

 

 

今年度は、競合も多そうなので、気合い入れていきたいところですね!!

 

 

ありけん

 

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