令和元年 中小企業診断士 二次試験の再現解答、事例Ⅲ編です!
事例Ⅰ、Ⅱと同様、解答を解答用紙に移していましたので、ほぼ100%の再現率です。
事例Ⅲは、57点でした。
アップするほどのものではない一方、反面教師的な扱いとして、参考になる部分もあるかと思いますので、どうぞw
令和元年 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅲの得点
57点でした。
事例Ⅲは、実は、最悪な試験中の対応でした。
というのも、試験中、半分の40分が過ぎた段階で、3~5問目の解答方針も定まっておらず、
焦りまくり状態。
冷静に取り組めなかったですね。。。
もともと製造業で、かつ、生産管理も従事していて、内容の理解には、全くの苦もないのに・・・
急いで、焦って書いて、終わらせましたが、それでも出来上がりでは、まぁ、無難かなと。
これなら60点前後はいけるかなと思っていましたwが。
模範にはなりえませんが、反面として晒します。
令和元年 中小企業診断士 二次試験 再現解答 事例Ⅲ
第1問(20点)
【設問】
C社の事業変遷を理解した上で、C社の強みを述べよ。
【答案】
強みは、①高い熱処理・機械加工技術力、②資格保有者等技能を有する人材、③熱処理炉や工作機械等設備の所有、④信頼を得てきた品質管理力、⑤ニーズに応える機動力である。(80字)
第2問(20点)
【設問】
自動車部品メーカーX社からの機械加工の受託生産に応じる場合、C社における生産面での効果とリスクを述べよ。
【答案】
効果は、設備稼働率が向上する、後工程と連動した生産計画による効率化が図れること。リスクは、量産機械加工に合わない生産体制による対応の遅れや、日程計画の調整困難による短納期受注ができない可能性があること。(100字)
第3問(40点)
【設問】
X社から求められている新規受託生産の実現に向けたC社の対応について、以下の設問に答えよ。
【設問1】
C社社長の新工場計画についての方針に基づいて、生産性を高める量産加工のための新工場の在り方について120字以内で述べよ。
【答案】
新工場は、①X社向け自動車部品以外の量産機械加工ができる設備ライン・レイアウトとし、設備稼働率を向上させること、②作業標準化マニュアル作成、ベテラン作業者による作業承継を徹底して行い最小限の人員で稼働させ、労働装備率を向上させること、が必要。(120字)
【設問2】
X社とC社間で外注かんばんを使った後工程引取方式の構築と運用を進めるために、これまで受注ロット生産体制であったC社では生産管理上どのような検討が必要なのか、140字で述べよ。
【答案】
C社は、①3日前納品確定に対応可能な材料調達方法の調整、②外注かんばんの電子データ交換や社内運用のためのネットワーク化、③後工程引取方式、差立方法混在の全社最適計画策定、④月ごとでなく、より短期の計画見直し、⑤全社的な進捗管理、現品管理など生産統制体制の刷新を検討すべきである。(139字)
第4問(20点)
【設問】
新工場が稼働した後のC社の戦略について、120字以内で述べよ。
【答案】
機械加工部門の量産体制をより効率化することに加え、市場開拓戦略をとるべきである。具体的には、営業部を新設し、熱処理や機械加工を必要とする工業会メンバーに対し、高い技術力・品質管理力・起動力を差別化要因にして、積極的に提案していく体制を整える。(120字)
まとめ
事例Ⅱ同様、全体的に、無難で薄い。焦っていたにしては、よく落としどころに落とせたなという感じでしょうか。
57点ならよしとするのが、事例Ⅲだと思います。
ご参考になれば幸いです。
※一部、設問は簡略化している・表現を変えている部分もあります。
ありけん
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