事業計画書で収益をシミュレーションしていくとき、何からやればいいの?
まずは、ロードマップを作ることから、始めます!
そして、この収益シミュレーションは、特に、金銭的メリットを得ていく場合に、必須になります。
銀行に提出して、承認をもらえれば、融資を得られることになるし、一方で、承認が得られなければ、融資を「いい条件で」引き出すことは難しいかもしれません。
本投稿では、そんな収益シミュレーションの前提になる、ロードマップの例を書いていきますね。
事業計画を作る必要がある方、必見です!
事業ロードマップ【事業計画の意思決定】
事業計画において、収益シミュレーションは必須です。
その収益性というものが、事業を進めていくことの承認に大きく関わるからです。
そして、その収益性が良さそう・許容範囲だという判断を意思決定者がくだしたとき、その事業に必要なリソース※を割り当てて、事業がスタートしていきます。
※意思決定者が銀行なら融資金、会社内なら予算と人材・設備 など
ではでは、以下のAさんのケースに、置き換えたら、どうでしょうか。
【Aさん】
30歳までに結婚、35歳くらいに5,000万の家を買って60歳までにローン完済、そして、老後も年収500万円を得て、月1回家族で2万円くらいの外食、小遣いとして3万円は使えるお金に困らない暮らしを実現したい。
そのために、
(今決まった相手がいないなら)超積極的に婚活し、サラリーマンを続けながら副業して返済を速めて、59歳で起業し1年の立上期間を経て60歳から年収500万円を得ていく。家計のやりくりは、複式簿記で今からしっかり行う。
Aさんは、サラリーマンを続ける、副業する、起業するという3段階のステップを踏もうとしていて、日々精進している人です。
そんなサラリーマンの、Aさん自身の人生の事業計画について、戦略・戦術まで落とし込んできました。
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自身の事業計画における、意思決定者は、自分。
つまり、
自分の時間やお金、資産、知識などを使って、やりたいことを適えられるかどうか
を定性的・定量的に判断して、自分自身が、これならいける!!って思える内容であれば、いいってことですね。
あ、でも嫁さんか、旦那さんにも承認欲しいですけどね。
そして、起業など資金調達する際は、銀行やほかの出資者の方が意思決定に関わってきますので、その場合は、よりしっかり作り上げていく必要があります。
ロードマップにはマイルストーンと時間軸の設定を
ロードマップに盛り込むべき項目は、
◆ マイルストーン
◆ 時間軸
です。
マイルストーンは、中間目標地のようなものなので、人生のマイルストーンを考えると、
「結婚」 ⇒プライベートステータス変化
「就職」 ⇒収入源の確保
「家購入」 ⇒資産の大きな変化
「定年」 ⇒収入源の喪失
「起業」 ⇒チャレンジ!
などなど。
これらは、自身で重要になるもの、変化が大きいもの、などを選んで、設定していくといいです。
時間軸については、5年とか、10年スパンでいいです。
人生のロードマップを1年毎に設定するのは、変化も多いので、かなり難しいですからね!
では、早速Aさんのロードマップについて、例を示します。
事業会社における、新規事業のロードマップとかだと、短期・中長期に分けて、作る必要もありますが、人生のロードマップ的なモノであれば、このくらいざっくりで十分すぎるでしょう。
このロードマップに対して、数字を作っていく(収益シミュレーション)ことになります。
Aさんの場合、サラリーマン、副業、起業を軸として、マイルストーンを設定し、それらマイルストーンをいつまでに達成しておくべきか、をロードマップに落とし込みます。
ロードマップとしての、テンプレは、この程度でいいかもしれませんね。
まとめ
ロードマップを作る上では、マイルストーン、時間軸を設定しておく必要がありました。
Aさんを具体例にして、サラリーマン、副業、起業を軸にロードマップをざっくり作りましたが、次は、これらにのっとって、収益シミュレーションをしていくことになります!
ありけん
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