どうやったら未経験からコンサルへ転職できるだろう?
はい、やはり、戦略が必要です。
本記事では、未経験からコンサルに転職する過程で立てた戦略について、公表していきます。
未経験から、異業界への転職活動を成功させるには、その活動方法や、活動の内容など、緻密な戦略が必要です。
その時の手助けをしてくれるのが、エージェント。エージェント選定における、反面教師の記事は、こちらから
↓
https://arisukenta.com/career-change/kfs/real-003/
今回は、輝きさん(エージェントの担当)と築き上げた戦略を取り上げます!
転職活動に必要なレベル上げ【未経験からの戦略コンサル】
戦略コンサルへの転職に強いエージェントを選定し、戦略コンサルの転職活動を本格化させたわけだが、明らかに足りないのは、レベル上げ。
未経験というのは、やはりデメリットの部分も大きい。
一次面接は、たまたま通してくれた、ビギナーズラック程度と考えておいてよいだろう、なんせ、フェルミ推定ですら、わかっていなかったのだから。
そこで、輝きさん(ムービンの担当者)に、レベル上げて、鍛えてと懇願。
すると輝きさん、もちろんそのつもり、と。
あれ、やっぱり??
Sなの?それとも、ドSなの?にやけてない?輝きさん!少しは加減してくださいよ~!
ーーー
輝きさん:「転職活動を本格化させるにあたって、志望動機書、職歴書を見直しましょう。これではダメなので。」
ありけん:「(早速始まったな!一応、これでも一社目通ったんだけど・・・)わかりました。書き方に対する制限などありますか?」
輝きさん:「いえ、基本はフリーフォーマットです。ただ、もっと深く書いてください。」
か、輝きさんまで!!?確かに初陣面接でその意味は分かった。しかし、初見いや一瞬で見破れるものなんだな。。。
輝きさん:「視野をもう少し広げてみてください。すべて、ありけんさんの視点でしか書かれていないです。もう少し広い視点で、問題はどこにあって、ありけんさんはどんな対応をとって、KFS (Key Factor for Success)は何で、苦労したところはどこなのか。結論を述べてから具体に入るようにしてください。」
ちーん。おっしゃる通りです。何もいいかえせませーん。
輝きさん:「では、まず1週間で完成させましょう。何回かやり取りが必要だと思いますので、メールベースで連絡取りましょう」
志望動機書、職務経歴書の魅力度向上を通して。
ロジカルライティング・シンキングは、技術系だけに不得意ではないのだが、ただロジカルというだけでは、意味がない。そう、魅力的かどうかが必須だ。
いまのありけんに魅力を高めることは至難の業。
輝きさん、助けてください!!
輝きさん:「次に、ケースやフェルミなどの面接で問われることへの思考対策ですね。」
ありけん:「(そう、それ、そこなのよ)はい、正直、本を買ったくらいで、どうすべきか、よくわかっていません。」
輝きさん:「ある程度セオリーはあるけど、結局は自分の頭で考えることが重要です。その考え方とかは、練習でカバーできるので、何回もやりましょう。例題をいくつか出しますので、考えてみてください。」
ありけん:「(お~、すごい、早速?)はい、お願いします!」
ケース例題を通して。数を打つ。
輝きさん:「あ、あと、フェルミもやっておきましょう。これも例題出すので。今日は持ち帰っていいですからね。」
フェルミを通して。物事の数字規模感や、数字導出方法を。
ありけん:「ありがとうございます。(なんか、いける気がしてきました!)」
輝きさん:「相当やりましょうね。」
み、見破られてる・・・実力不足だぞ、お前って顔してる!!なんて、洞察力!!!
輝きさん:「最初はみんなそうですが、次第に慣れてくるもんです。」
エージェントという立場もあって、やっぱ優しい。
輝きさん:「続いて、どう進めていくかについて、戦略を作っておきましょう」
転職活動に戦略が必須級な理由
輝きさん:「最初にお会いした際に、言いましたが、アプライのタイミングは重要です。志望順位の低い企業から、先にオファーレターをもらってしまった場合、その解答リミットは、2週間程度なので、志望順位の高い企業の結果を待たずして、解答するはめになってしまいます。」
ありけん:「では、志望順位を定めるのが、第一段階ということですね?」
輝きさん:「そうです。」
ありけん:「う~む」
輝きさん:「まずは、志望順位を決めるために、各社の特徴と、概況をシェアします。」
ありけん:「ありがたいです!」
輝きさん、各コンサルファームの名前と特徴などをホワイトボードに書き始め、要領よく説明を繰り広げた。
ひとえにコンサルファームといっても、ほんとに色々ある。
まず戦略コンサルファームは、こんなに少ないのか、ということを知る。
ここで、輝きさんからのボディブロー。
輝きさん:「こことここのファームは、いまは厳しいから、期待しないでおきましょう。」
そうか、普段から、コンサルファームの採用担当とかとコミュニケーションをとっていれば、こういうこともわかるのか。
ありけん:「わかりました。それでは・・・という理由で志望順位は・・・」
ーーー
そして、志望順位は決まった。
輝きさん:「では、この志望順位でスケジュールを組んでいきますが、各ファームの、その方針やコンセプト、理念などをしっかり頭に入れて対策していく必要があります。」
そりゃ、そうだよね。企業方針や企業の考え方、理念に賛同できないひとは、入っても不幸になるよね、お互い。これは、どの業界への転職活動でも一緒。
輝きさん:「そして、戦略コンサルファームは、どこも超人気です。通年採用もしているので、世界各地から超優秀な人材が応募してきます。そして、それでも合格率は低いです。」
ありけん:「で、ですよね。」
輝きさん:「そんな猛者ども優秀なひとたちと戦って勝ち抜く必要があります。」
一瞬、いける気がする~って思った自分をこらしめてやりたい・・・
輝きさん:「そのためには、先ほどいった、志望動機、職歴は当然のこと、ケースやフェルミ含めて、”面白い”と思わせることが必要です。」
ありけん:「”面白い”ですか?」
輝きさん:「はい。そうです。何も笑いを取りにいくようなことではありません。面白いとは、自分にない視点を持っている、思考を持っている、感化される、一緒に働きたいなどと思わせるようなことです。イメージできます?」
ありけん:「なんとなくですが・・・もしかして、一度目の面接でその”面白い”を誘発できたということでしょうか。」
輝きさん:「間違いないでしょう。そう思わせられない限り、厳しいですからね。それを軸に、戦略を組みましょう。とりあえず次回面談までに、頭、整理してきてもらえます?」
ーーー
そうか、なんとなく投げてしまったボールは、面白かったのか。要は、戦略コンサルが持っていないようなことで、彼らが魅力と感じることを伝えられればいいんだな。
あるか?そんなもの。
ポイントと次回予告
戦略コンサルファームの転職活動を本格化しましたが、レベルが不足していることは明白でした。早速、エージェントに協力をあおいでレベル上げに取り組んでいきます。
そして、戦略が必要不可欠であることもわかりました。間口の狭い採用において、超優秀人材が次々に応募してくるのですから、戦略必須ですよね!
今回のポイントは、転職活動に戦略は必要不可欠ということ。
◇転職活動においては、競合やアプライタイミングなど戦略が必須
次回、レベル上げの成果と、面接実践エピソードにうつります。
ありけん
続きは、こちら⇒⇒エージェントから授かった面接対策の実践
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