未経験から戦略コンサルに受かるための戦略-転職のリアル【vol.4】

未経験から戦略コンサルに受かるための戦略-転職のリアル【vol.4】転職の教科書

どうやったら未経験からコンサルへ転職できるだろう?

 

 

 

はい、やはり、戦略が必要です。

 

 

本記事では、未経験からコンサルに転職する過程で立てた戦略について、公表していきます。

 

 

未経験から、異業界への転職活動を成功させるには、その活動方法や、活動の内容など、緻密な戦略が必要です。

 

 

その時の手助けをしてくれるのが、エージェント。エージェント選定における、反面教師の記事は、こちらから

https://arisukenta.com/career-change/kfs/real-003/

 

 

ありけん
ありけん

今回は、輝きさん(エージェントの担当)と築き上げた戦略を取り上げます!

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転職活動に必要なレベル上げ【未経験からの戦略コンサル】

転職活動に必要なレベル上げ【未経験からの戦略コンサル】

 

戦略コンサルへの転職に強いエージェントを選定し、戦略コンサルの転職活動を本格化させたわけだが、明らかに足りないのは、レベル上げ。

 

 

未経験というのは、やはりデメリットの部分も大きい。

 

 

一次面接は、たまたま通してくれた、ビギナーズラック程度と考えておいてよいだろう、なんせ、フェルミ推定ですら、わかっていなかったのだから。

 

 

そこで、輝きさん(ムービンの担当者)に、レベル上げて、鍛えてと懇願。

 

 

すると輝きさん、もちろんそのつもり、と。

 

 

あれ、やっぱり?? 

 

 

Sなの?それとも、ドSなの?にやけてない?輝きさん!少しは加減してくださいよ~!

 

ーーー

 

輝きさん:「転職活動を本格化させるにあたって、志望動機書、職歴書を見直しましょう。これではダメなので。」


ありけん
:「(早速始まったな!一応、これでも一社目通ったんだけど・・・)わかりました。書き方に対する制限などありますか?」


輝きさん
:「いえ、基本はフリーフォーマットです。ただ、もっと深く書いてください。」

 



か、輝きさんまで!!?確かに初陣面接でその意味は分かった。しかし、初見いや一瞬で見破れるものなんだな。。。

 

 

輝きさん:「視野をもう少し広げてみてください。すべて、ありけんさんの視点でしか書かれていないです。もう少し広い視点で、問題はどこにあって、ありけんさんはどんな対応をとって、KFS (Key Factor for Success)は何で、苦労したところはどこなのか。結論を述べてから具体に入るようにしてください。」

 

 

ちーん。おっしゃる通りです。何もいいかえせませーん。

 

 

輝きさん:「では、まず1週間で完成させましょう。何回かやり取りが必要だと思いますので、メールベースで連絡取りましょう」

 

 

レベル上げ その1:ライティング力
 志望動機書、職務経歴書の魅力度向上を通して。

 

 

ロジカルライティング・シンキングは、技術系だけに不得意ではないのだが、ただロジカルというだけでは、意味がない。そう、魅力的かどうかが必須だ。

 

 

いまのありけんに魅力を高めることは至難の業。

 

 

輝きさん、助けてください!!

 

 

輝きさん:「次に、ケースやフェルミなどの面接で問われることへの思考対策ですね。」


ありけん
:「(そう、それ、そこなのよ)はい、正直、本を買ったくらいで、どうすべきか、よくわかっていません。」


輝きさん
:「ある程度セオリーはあるけど、結局は自分の頭で考えることが重要です。その考え方とかは、練習でカバーできるので、何回もやりましょう。例題をいくつか出しますので、考えてみてください。」


ありけん
:「(お~、すごい、早速?)はい、お願いします!」

 

 

レベル上げ その2:思考力、ロジック構築力
 ケース例題を通して。数を打つ。

 

 

輝きさん:「あ、あと、フェルミもやっておきましょう。これも例題出すので。今日は持ち帰っていいですからね。」

 

 

レベル上げ その3:数字力
 フェルミを通して。物事の数字規模感や、数字導出方法を。

 

 

ありけん:「ありがとうございます。(なんか、いける気がしてきました!)」


輝きさん
:「相当やりましょうね。」

 

 

み、見破られてる・・・実力不足だぞ、お前って顔してる!!なんて、洞察力!!!

 

 

輝きさん:「最初はみんなそうですが、次第に慣れてくるもんです。」

 

 

エージェントという立場もあって、やっぱ優しい。

 

 

輝きさん:「続いて、どう進めていくかについて、戦略を作っておきましょう」

 

転職活動に戦略が必須級な理由

転職活動に戦略が必須級な理由

 

輝きさん:「最初にお会いした際に、言いましたが、アプライのタイミングは重要です。志望順位の低い企業から、先にオファーレターをもらってしまった場合、その解答リミットは、2週間程度なので、志望順位の高い企業の結果を待たずして、解答するはめになってしまいます。」

ありけん:「では、志望順位を定めるのが、第一段階ということですね?」

輝きさん:「そうです。」


ありけん
:「う~む」


輝きさん
:「まずは、志望順位を決めるために、各社の特徴と、概況をシェアします。」


ありけん
:「ありがたいです!」

 

 

輝きさん、各コンサルファームの名前と特徴などをホワイトボードに書き始め、要領よく説明を繰り広げた。

 

 

ひとえにコンサルファームといっても、ほんとに色々ある。

 

 

まず戦略コンサルファームは、こんなに少ないのか、ということを知る。

 

 

ここで、輝きさんからのボディブロー。

 

 

輝きさん:「こことここのファームは、いまは厳しいから、期待しないでおきましょう。」

 

 

そうか、普段から、コンサルファームの採用担当とかとコミュニケーションをとっていれば、こういうこともわかるのか。

 

 

ありけん:「わかりました。それでは・・・という理由で志望順位は・・・」

 

 

ーーー

 

 

そして、志望順位は決まった。

 

 

輝きさん:「では、この志望順位でスケジュールを組んでいきますが、各ファームの、その方針やコンセプト、理念などをしっかり頭に入れて対策していく必要があります。」

 

 

そりゃ、そうだよね。企業方針や企業の考え方、理念に賛同できないひとは、入っても不幸になるよね、お互い。これは、どの業界への転職活動でも一緒。

 

 

輝きさん:「そして、戦略コンサルファームは、どこも超人気です。通年採用もしているので、世界各地から超優秀な人材が応募してきます。そして、それでも合格率は低いです。」


ありけん
:「で、ですよね。」


輝きさん
:「そんな猛者ども優秀なひとたちと戦って勝ち抜く必要があります。」

 

 

一瞬、いける気がする~って思った自分をこらしめてやりたい・・・

 

 

輝きさん:「そのためには、先ほどいった、志望動機、職歴は当然のこと、ケースやフェルミ含めて、”面白い”と思わせることが必要です。」


ありけん
:「”面白い”ですか?」


輝きさん
:「はい。そうです。何も笑いを取りにいくようなことではありません。面白いとは、自分にない視点を持っている、思考を持っている、感化される、一緒に働きたいなどと思わせるようなことです。イメージできます?」


ありけん
:「なんとなくですが・・・もしかして、一度目の面接でその”面白い”を誘発できたということでしょうか。」


輝きさん
:「間違いないでしょう。そう思わせられない限り、厳しいですからね。それを軸に、戦略を組みましょう。とりあえず次回面談までに、頭、整理してきてもらえます?」

 

 

ーーー

 

 

そうか、なんとなく投げてしまったボールは、面白かったのか。要は、戦略コンサルが持っていないようなことで、彼らが魅力と感じることを伝えられればいいんだな。

 

 

あるか?そんなもの。

 

ポイントと次回予告

戦略コンサルファームの転職活動を本格化しましたが、レベルが不足していることは明白でした。早速、エージェントに協力をあおいでレベル上げに取り組んでいきます。

 

 

そして、戦略が必要不可欠であることもわかりました。間口の狭い採用において、超優秀人材が次々に応募してくるのですから、戦略必須ですよね!

 

 

ありけん
ありけん

今回のポイントは、転職活動に戦略は必要不可欠ということ。

 
 
◇(異業種転職であれば特に)転職先業界へのレベル上げが必要

◇転職活動においては、競合やアプライタイミングなど戦略が必須

 

次回、レベル上げの成果と、面接実践エピソードにうつります。

 

 

ありけん

 

続きは、こちら⇒⇒エージェントから授かった面接対策の実践

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