副業で結局のところ、何したいんだろ?
副業って言っているけど、結局、何したいの?って問われると、お金のため!!ってなりがちですよね。その場合、ちゃんと効率を計算できているでしょうか?
副業は、本業以外に行うものであるので、時間制約もあるし、体力もすりへります。それでもやる価値があるかどうか、一考の余地あり!ですね。
そこで、本記事では、
について書いていきたいと思います。
副業するかどうか悩んでいる人や、他にどうしようかなど考えている人にとって、少しでも役に立てれば、嬉しいです。
【副業時代の幕開け】サラリーマンの副業ではどう目的設定すべき?
平成30年(2018年)1月に、厚生労働省が、”モデル就業規則”を改定し、労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という規定を削除し、副業についての規定を新設しました(第14章第67条)。
要は、国が、副業を推進しているということです!
国の成長戦略に”個”のレベルアップが、不可欠だと考えていて、企業が”個”を駒として、閉鎖的に使うのではなく、よりオープンな環境にして、”個”を精神的にも、物理的にも、グローバルに開放した、
といったところですかね。
”個”側と”企業”側のメリットや留意点について、厚労省は、ガイドラインを出しています。”健康面”などメリットだけではないことについてもよく言及されています。
一方で、2018年にモデル就業規則が変更されたからといって、企業側は、そんなにすぐには変われませんw
事実、リクルートキャリアの調査では、副業を推進・容認している企業は、30%弱に留まっています。
今後、この数字は伸びていく方向だとは、思いますが、いよいよ、企業側が就業規則を改訂し、副業を認めた時に、”個”である、みなさんがどう動くのか、それこそが重要ですよね!
サラリーマンの副業:副業解禁しても何したいの?目的は??
副業が解禁されたとしても、
「別に今の仕事が嫌いじゃないし」
「興味はあるけど、時間がねぇ・・・」
「今のままで」
みたいな意見も非常に多いと思います。
少し前のデータですが、エン転職のサイトで、アンケート結果が出ています。
それによると、90%弱の人が興味を持っているにも関わらず、30%強の人しか実行できていないという結果です。
実際のところは、そうなのかもしれません。
結果にも表れていましたが、”時間”が二の足を踏む最も大きな理由ですね。
興味の方は、”収入”が80%を越えているので、ほとんど収入が目的になってしまっています。
では、その収入を目的とした場合の、「副業」を定義してみると、
【目的】収入
【武器】スキル(個々で異なる)
【懸念】時間(・体力)
の要素をもつ、【手段】の一つ、になりますよね。
こう整理した場合、一度考えなくてはならないのが、
❷そのために何時間費やすことを考えているのか
❸何を自身の武器(競争優位性)とするのか
ですかね。
稼ぐということは、甘いことではないので、何をするにも、それなりの労働消費が強いられます。
❶、❷、❸を整理した時に、自分が取るべき選択肢は、見えてくると思います。
今の労働効率性(=時給)を大雑把に計算してみる
上記❶、❷を考える時に、役立つと思いますが、本業の労働効率性(いわゆる時給)はどんなもんでしょうか?
細かいことは考慮せず、簡単に計算してみてください。
例えば、
・年収400万円の人が、
・月の労働時間を平均160時間、
・月の残業時間を平均30時間、とした場合、
・年間の総労働時間は、2,280時間。
・労働効率性(=時給)は、
400万円 ÷ 2,280時間=1,754円/時間
になりますね!
本業でこのくらいです。
ここに副業に充てる時間、見込める年収を加えてみるとどうなるでしょうか?
単純に、あと、100万円くらいの収入がほしいなって、思った場合、何時間労働する時間が必要でしょうか?
100万円 ÷ 1,754円/時間 ≒ 570時間
これって、単純に、月当たりに直す(12で割る)と、47時間/月 ほどになります。
毎月30時間の残業に加えて47時間の残業、もしくは、平均8回ある土日のうち、6日間は8時間労働する、ことになりますよね。。。つらい・・・
本業の労働効率を取り入れても、こんな感じなので、適切な目標設定と、時間管理が必要になってきますよね。
ただ!!
その労働効率を高められれば、話は変わってきます。
労働効率を高める手法を考えていく必要がありそうです。
まとめ
このように、具体的に数字として押さえていくと、腑に落ちやすいですね。
↓
❷そのために何時間費やすことを考えているのか
❸何を自身の武器(競争優位性)とするのか
時給を計算することもお忘れなく!!
よし、副業しよう!!という時に、ぜひ参考にしてみてください!!
ありけん
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