令和元年 中小企業診断士 二次試験 再現解答 事例Ⅳ【74点】

副業
二次試験

中小企業診断士、二次試験の得点源!事例Ⅳです。

いかに効率よく、本業の合間に取り組んだか、その攻略法と、
私が考える、得点に結びつきそうな”仮説”に関しては、
Brainで記事を作成中ですので、もう少しお待ちいただければと思います。

事例Ⅳは、絶対的に得点源とすべきです。

苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、勉強範囲も狭いので、
勉強次第で、高得点は取りやすいはずです。

ということで、事例Ⅳは、74点でした。

正直もう少し高いと思っていましたが、全て晒します。

得点

74点でした。

事例Ⅳは、時間ぎりぎりで終わりました。

というのも、問3の設問3で想定以上に時間がかかってしまったからです。

しかも、おそらく少し焦っていたのでしょう、忘れるはずない、というより忘れてはいけない、
観点を入れ忘れました・・・

感覚的には、その問題のみはずしたなっていうくらいで、
例年より、すごく簡単だったという印象でした。

なので、80点はいくと思ったのですが・・・

再現解答

事例Ⅳは設問、はしょります。

第1問(25点)

【設問1】

D社の前期および当期の連結財務諸表を用いて比率分析を行い、①悪化2つ、②改善1つ示せ。

【答案】

① (a) 売上高営業利益率  (b) 0.98 %
① (a) 棚卸資産回転率   (b) 3.13 回
② (a) 有形固定資産回転率 (b) 1.64 回 

【事後に思うこと】
与件文と対応した解答だと思う。

【設問2】

D社の当期の財政状態および経営成績について、前期と比較した場合の特徴を50字以内で示せ。

【答案】

賃貸業による効率性改善も、コスト向上や過剰在庫等で収益性・効率性は悪化、借入金増により安全性も低下。

【事後に思うこと】
借入金の話は入れたくなかったが、問題に、”財政状態”とあったので一応。

第2問(25点)

【設問1】

事業部および全社(連結ベース)レベルの変動費率を計算せよ。

【答案】

建材: 95.33%  マーケット: 69.33%  不動産: 3.52%  全社: 89.09%

【事後に思うこと】
これはさすがにはずせない。簡単。

【設問2】

投機実績を前提とした全社的な損益分岐点売上高を(a)欄に計算せよ。(経常利益段階)また、このような損益分岐点分析の結果を利益計画の資料として使うには重大な問題がある。その理由を(b)欄に示せ。

【答案】

(a) 4,345 (百万円)

(b) 各事業部の貢献利益がわからず、計画達成の課題が明確でない点

【事後に思うこと】
(a)は簡単。(b)は無難。

【設問3】

次期に目標としている全社的な経常利益は250百万円である。不動産事業部の損益は不変で、マーケット事業部の売上高が10%増し、建材事業部の売上高が不変であることが見込まれている。この場合、建材事業部の変動費率が何%であれば、目標利益が達成できるか。(a)欄に答えよ。(b)欄には計算過程を示せ。

【答案】

(a) 91.49 %

(b) 目標利益を達成できる建材事業部の変動費率をx%とすると、
  (4,514 ×(1 – x) – 323 ) + 196 × 1.1 × (1 – 0.6939) – 101 + 244 -20 = 250
  これを解いて、 x = 0.9149・・・

【事後に思うこと】
これも基本的問題。

第3問(30点)

【設問1】

各期のキャッシュフローを計算せよ。

【答案】

1: -0.90  2: 6.10  3: 14.50  4: 9.60  5: 9.60

【事後に思うこと】
基本。

【設問2】

当該プロジェクトについて、(a)回収期間と(b)正味現在価値を計算せよ。なお、資本コストは5%。

【答案】

(a) 3.03 年  (b) 12.63 百万円

【事後に思うこと】
基本。

【設問3】

<資料>記載の機械設備に替えて、高性能な機械設備の導入により、原材料費および労務費が削減されることによって新製品の収益性を向上させることができる。高性能な機械設備の取得原価は30百万円であり、定額法によって減価償却する(耐用年数5年、残存価値なし)このとき、これによって原材料費と労務費の合計が何%削減される場合に、高性能の機械設備の導入が<資料>記載の機械設備より有利になるか、(a)欄に答えよ。(b)欄には計算過程を示せ。

【答案】

(a) 14.21 %
(b) y%削減されると有利になることとすると、
  高性能な機械設備導入による向上する正味現在価値は以下。

                 1              2            3              4              5
増加キャッシュフロー  16y×0.7    27y×0 7   32y×0.7    25y×0.7    16y×0.7
正味現在価値          10.6624y      17.1423y    19.3536y      14.4025y      8.7808y

この合計額が、設備投資額の差である10百万円を上回ればよい

10 < (10.6624 + 17.1423 + 19.3536 + 14.4025 + 8.7808) y

∴y > 14.21

【事後に思うこと】
冷静になれば解けた問題。もったいなすぎる・・・

第4問(20点)

【設問1】

D社は建材事業部の配送業務を分離し連結子会社としている。そのメリットとデメリットを30字以内で答えよ。

【答案】

(a) 配送業単体の損益を明確化でき、配送ノウハウ向上が図れる。(28字)
(b) 会社機能を発揮するための間接・管理業務が発生し全社コスト増加。(30字)

【事後に思うこと】
無難。

【設問2】

建材事業部では、EDIの導入を検討している。どのような財務的効果が期待できるか。60字以内で答えよ。

【答案】

DI導入により、効率的な配送によるコスト削減、在庫情報共有による適正な調達・在庫数等、収益性・効率性が向上する効果がある。(60字)

【事後に思うこと】
少し無難すぎたかな。

まとめ

おそらくしっかり間違えたのは、3問目の設問3のみ。

それ以外は、数字は合っているし、記述も無難。

少し無難すぎたというのはあるかもしれません。

事例Ⅳには明確な答えがある問題も多いので、
ぜひ得点源に!!!!

ご参考になれば幸いです。

 

有栖ケンタ

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