事業計画書ってどうやって書き始めればいいの?
絶対書かなくちゃいけないことって何?
はい、それは、事業のビジョン・目的・思い です。
数多の事業計画書を見てきましたが、ここが抜けていて、うまくいった計画書は、わずかしかありません。その”わずか”にも、隠れた思いが入っていて明記されていなかったくらいです。
なぜ、うまくいかないのか?
事業を進める意欲・意思が弱いと、続かない(=計画が計画のまま)からですね。
これは、どんな事業計画でも同じですが、例えば、ビジョンや思いのない事業計画で、融資が下りてしまった時、事業を進めていると必ず壁にぶつかり、悩み、挫折することがあります。そして、途中で挫折してしまった時、その返済にとてつもなく困ってしまい、「やりたくもないことをやらなくてはならない状況に」なってしまったりします。
不本意ですよね。
自分の人生の羅針盤ともいえる、自分自身の事業計画でも、同じです。
本当にやりたいことは何で、何にチャレンジしてみたいのか、そして、どういうビジョンを持っているのか、をきちんと整理しておくと、思いが路頭に迷うことは少なくなるでしょう。
後悔しないように、生きていきたいですしね!
こうならないように⇒年配者の後悔
本記事・シリーズは、以下の方々に参考になるよう、書いていきますね。
☆ 起業などで銀行融資とか資金が必要な人
☆ 人生を見つめなおしたい人、体系的に整理したい人
事業のビジョン・目的・思い は必須【事業計画の1st STEP】
このビジョン・目的・思いは、事業計画の1st STEP。
本来、これがないと、そもそも事業計画なんて作ることもないように思えるのですが、なんと、企業でも抜け落ちている、または、設定があまいことがあったります!
企業の場合、事業計画をつくるうえで、その計画がどういうものなのか、を役員などに説明することになりますが、利益など投資回収に関することや、進めていく体制など人事に関すること、スケジュールなど、具体的な方法のみに集中することが多いです。具体的な方法も、具体性・実効性・確実性に欠けるものも多くありますが。。。
そして、多くの場合、事業を進めていくと、壁にぶつかります。従事している人、担当者、現場は、非常に苦しい思いもします。そんなとき、「なんでこれやってるんだっけ?」「これが失敗しても大きな損はないだろ」って、事業の意義を感じられなくなり、また、原点に立ち返れなくなり、混乱したり、モチベーションの低下、はたまた失敗/クロージングまでいってしまうこともあります。
企業の場合、この1st STEPで重要なことは、
◇事業の思い・目的・ビジョンを設定し、
◇その企業の中でどんな意味をもつのか、意義づけし、
◇経営陣のコミットを取得しておく
ですね。
適うなら経営陣のコミットを、ステークホルダーのコミットにしておきたいところですね。
さぁ、ここから本題です!!
では、自分自身が人生を全うするための事業計画における、思い/目的/ビジョンって、なんでしょうか。
社会人の必須級スキル・事業計画書作成:人生編
それぞれ、こんなことを考えておくとよいでしょう。
【思い】 生きていくうえで大切にしたいこと
【目的】 やりたいこと、成し遂げたいこと
【ビジョン】 目的を達成するための中期的・具体的な目標
自分自身のことなのですが、これらをしっかり考えようとすると、意外に、つまったりしちゃうんですよね。
知っているようで知っていないし、自分はこうだって思ってても実は違う側面があったりもする、だからこそ、面白いのですが、どんな例があるか、あげていきますね。
思い:幸せだと思える人生をおくる
目的:温かい家庭をもってお金に困らない暮らしをする
ビジョン:30歳までに結婚し、60歳までに家のローンを払い終え、老後の仕事も確保する
思い:ひとの役に立つ
目的:食のインフラの一環をになう
ビジョン:農地を手に入れ、農業をはじめ、日本全国につくった野菜をとどける
思い:わくわくし続ける
目的:世界一の絶景を見に行く
ビジョン:60歳までに世界遺産をすべてみて、宇宙へ行く
この思い、目的、ビジョンは、生きていくにしたがって変わるかもしれませんし、達成が早まることもあるかもしれません。その場合は、もちろん変更したって問題ないです。計画は変更がつきものですからね!
ただ、「思い」は、一般的に「人生理念」ともいわれるものなので、自分の気持ちを隠さず、しっかりと設定されることをおすすめします!
まとめ
すこし哲学、心理学っぽくなってしまいましたが、この1st STEPはちょー重要なので、ゆっくり時間かけてつくってみてください!
一方で、会社内や、起業する時の事業計画では、考え始めやすいのですが、あまくなりがちなので、しっかり考え抜いて作ってみるといいです!
ありけん
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